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プロ人質疑惑の安田純平さん解放される 「カタールが身代金3億円」とも

2018/10/24
解放された安田純平さん

2015年から行方が分からなくなり、シリアで武装組織「ヌスラ戦線」に拘束されていたとされるフリージャーナリストの安田純平さんが解放されました。

当初、身代金なしとの発表、報道もありましたが、ネットでは「テロリストが何の利益もなしにそんなことをするでしょうか?無条件で解放なんて自分たちの組織が軽く見られることをするはずがない」などと、情報を訝かしむ声が上がっていました。
旧ヌスラ戦線は、複数の外国人の人道支援団体関係者やジャーナリストを誘拐して身代金を得てきたからです。

日本政府は身代金を否定していますので、どこか別の所から身代金が支払われて解放されたのだとしたら、納得がいきます。
読売新聞によると、身代金約3億円がカタールより支払われたようですね。

解放へ「カタールが身代金3億円」…監視団体
【イスタンブール=倉茂由美子】シリア内戦を調査している在英の民間団体「シリア人権監視団」のラミ・アブドルラフマン代表は23日、読売新聞の取材に応じ、ジャーナリストの安田純平さんとみられる人物が解放されたことについて、カタールが身代金300万ドル(約3億3700万円)を支払ったと主張した。

アブドルラフマン代表は、複数の信頼できる情報筋から得た情報とした上で「カタールは、日本人の人命救助への貢献を国際社会にアピールするためだった」と話した。「日本政府はテロ組織への身代金支払いは拒否した」とも指摘した。

安田さんは2015年、シリア北西部イドリブ県で当時のヌスラ戦線に拘束された後、別の過激派組織に引き渡されたとみられる。イドリブ県の反体制派組織と関係の深いカタールとトルコが交渉し、19日頃に解放が決まったという。

読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/world/20181024-OYT1T50068.html

しかし、解放の報に触れても、まだ釈然としない部分があります。
おそらくは安田氏の拘束歴と今年7月に流された映像のせいでしょう。

1回目=2003年イラク軍に拘束される
2回目=2003年イラク警察に拘束される
3回目=2004年バクダットで武装勢力に拘束される
4回目=2015年シリア解放機構(ヌスラ戦線)に拘束される

jyunyasu20150402L.jpg

過去に何度か拘束されながら、日本政府の渡航制限を無視(日本政府を批判まで)してシリアに入ったことに対して、安田さんには「プロ人質」とか「人質屋」を疑う声さえありました。

また7月31日の動画で、安田さんとみられる男性が「私の名前はウマルです。韓国人です」「とてもひどい環境にいます。今すぐ助けてください」と訴えたことも、さまざまな憶測や疑念を生みました。

↓「わたしの名前はウマルです。韓国人です」としゃべっている動画↓

私の名前はウマルです

韓国人です

私の名前はウマルです。韓国人です。
この部分をわざわざカットして報道するメディアもあり、そのあたりのことが曖昧なまま真相が語られないことも、どうも釈然としません。


また、この動画が流れたあと、「韓国人だというのだから韓国に助けてもらえ」との声が上がったのですが、これをヘイトスピーチ扱いする者も現れて混乱しました。
安田氏が本当に韓国人なのだとしたら、日本政府を批判したことも納得できますし、窮地の中で母国に助けを求めたことも理解できます。
であるならば、韓国が助ければいいというのは正論だと思います。


以下は、ネットの反応です。

世の中の多くは同情すらしていないと思う。
制止も聞かずライオンの檻に入って、やっぱり噛まれましたというのは嘲笑の的でしかないよ。

安田が自身の情報をテロリストに売り渡したか、スパイとして送り出されたかを疑う必要があるのでは。

3年もの間生かされていた事自体不思議だし、
その間の扱いもさほど過酷であった様子はないし、
3度目だし、
その点を踏まえると、安田はテロリストと繋がっていると考える要素は高いと思います。

助かったのは良かったに違いない。
ただし退避勧告を批判の一方、拉致されれば助けてと叫び、救出に向かったジャーナリスト仲間が犠牲になった。
どれだけの犠牲を払ったか、よく考えてもらいたい

今、ひるおびでフリージャーナリストのみなさんの温かい言葉や高橋和夫さんの「暖かく迎えてあげたいですね」ってコメントが流れたけど、だったらフリージャーナリストでお金を出しあって助けたらよかったんじゃないの? 日本政府は止めていたんでしょ?
英雄扱いはおかしい。だって国から要請されて行ってたわけじゃないのだから。

もう何年になるだろう、この人を探し(助け)に行って後藤というジャーナリストはISに殺されてしまった。
この時は今回の安田なんとかさんとは比べ物にならないほど政府と世論と周辺諸国が動き必死の交渉をした。
それでも殺されてしまった。
対する安田なんとかさんはこれまでに何度も拉致られその都度五体満足で解放されている、なぜなの?本当に不思議。

余談だけど、前述の後藤さんは”誘拐保険”なるものに加入するなど、もしもに備え出来うる限りの自己防衛をして現地入りしたと記憶している。
もちろん今回の人もそうしてるよね?税金を払ったとしても保険を超えた部分の補填的なものでしょう。
何度も拉致られてきたのに事が起きたときの想定や備えもせずに出かけたなら呆れる。人質屋さんを疑われても文句言えないと思う。
恐らくというか99%この人に税金が投入されたのだから。


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comment (0) @ 安田純平
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