韓国の財団が贈る「インターネット平和賞」を受賞したのは、日本のあの団体
2018/10/14

インターネット平和賞を受賞し、花束を手にする(左から)山田貴夫氏、小木曽健氏。右は選考委員を務めたICANの川崎哲国際運営委員=11日、ソウル(共同)
韓国の財団が制定した「インターネット平和賞」を日本の市民団体「ヘイトスピーチを許さない かわさき市民ネットワーク」が受賞したそうです。
日本の団体に韓国でネット平和賞
憎悪表現の監視評価
【ソウル共同】インターネットを通じて人権擁護や世界平和に貢献した個人や団体を対象に、韓国の財団が贈る「インターネット平和賞」の授賞式が11日、ソウルで開かれ、市民団体「ヘイトスピーチを許さない かわさき市民ネットワーク」と、ソーシャルゲーム運営大手グリーの小木曽健さんが受賞した。
賞は創設されたばかりで、日本の個人と団体が名を連ねる形となった。同ネットワークはネット上でのヘイトスピーチの監視活動やヘイトスピーチ反対のデモの実施などが、小木曽さんは情報モラルに関する講演を続けてきたことが、それぞれ評価された。
共同通信 https://this.kiji.is/423055503229273185?c=39546741839462401
「サンフル・インターネット平和賞」(Sunfull Internet Peace Prize)を制定したのは韓国善プル財団(ミン・ビョンチョル理事長)で、「かわさき市民ネットワーク」はその最初の受賞者になりました。
同財団は、かわさき市民ネットワークが「オンライン上で取り交わされているヘイトスピーチを追放するために、ヘイトスピーチ抑制条例の制定を進め、認識改善キャンペーンを行ってきたことを高く評価した」としています。
では、「かわさき市民ネットワーク」とは一体、どんな団体なのでしょうか。
「かわさき市民ネットワーク」は2016年1月、嫌韓デモおよびヘイトスピーチに反対する川崎市内の市民団体など合わせて165団体が参加して発足しています。
朝鮮日報によると、同ネットワークの関田寛雄会長は、「在日韓国人に向けられた差別が解消され、皆が共存できる社会をつくるために、今後も引き続き努力する」と抱負を述べたようです。

「嫌韓」に反対する165団体を率いる「かわさき市民ネットワーク」の関田寛雄会長

この関田会長は日本国憲法についても一家言ある方のようで「9条は日本の誇り」と主張。安倍晋三首相が9条に自衛隊の存在を明記しようとしていることについては「思想的に憲法前文を裏切ることになる。許してはならない」と訴えています。

宗教と国家の関係についても、「宗教者にとって国家は必要悪であり、権力の暴発を防ぐのが預言者。現代における預言者の役割が憲法」という考えを披瀝しています。
会長の思想信条から「かわさき市民ネットワーク」の輪郭がいくらか分かってきました。
関田会長のプロフィールの中に青丘社後援会長という肩書きがありましたので調べてみました。
青丘社とは社会福祉法人青丘社(神奈川県川崎市)のようで、ふれあい館館長の裵重度氏が理事長をされています。
裵重度氏なる人物を辿っていくうちに2009年11月に開催された「川崎・富川(ぷちよん)市民集会」というのに行き当たりました。
この集会で参加者は、日本政府に『日本軍「慰安婦」制度について、法的責任を認め、被害者に十分な補償を行うための立法措置をとること、また、被害者の名誉を二度と傷つけないように、教科書などで教育を行うこと』『日本に定住する外国人に地方参政権を付与する立法措置をとること』を要請する決議文を採択しています。
そして、この集会に祝電を送っていたのが、民主党政権当時の千葉景子法相と川内義博参院議員です。
千葉元法相と言えば、拉致実行犯で北朝鮮のスパイとされる辛光洙(シン・グァンス)の釈放署名にサインしたことや、国外退去を命じられた不法滞在外国人に「在留特別許可」を濫用したことでも知られていますね。

2009年11月5日の衆議院予算委員会で、自民党の稲田朋美氏から辛光洙の件で追及された千葉氏は、日本人拉致実行の容疑者である辛光洙が釈放嘆願のリストに含まれているのに気付かなかったと答弁しています。
日本人拉致実行の容疑者に気づかなかったと…それだけでも驚きですが、本当に驚くべきは、この千葉氏、某庁の「最重要危険人物」としてマークされていたと言われています。
鳩山政権が誕生して閣僚の名前が発表された当時、千葉氏をマークしていたその某庁は数日間、驚天動地の混乱を来たしたといいます。
自分たちがマークする危険人物が一国の法務大臣になるというのですから無理からぬ話です…ネットでは、こんな話が今も語り継がれています。
韓国から「平和賞」を授与された団体のことをただ知りたかっただけなのに、えらく生臭くなってきました。
少々疲れましたので、本日はここまでとします。
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