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自動車関税回避に安倍首相、トランプ大統領の「友情」 今、報道に欠けるのは「ファクト」

2018/09/30


「シンゾーとの友情があるから自動車に関税をかけられなかった」

トランプ米大統領は26日の首脳会談で、安倍首相にこう伝えたといいます。

自民党総裁選の2候補を招いたNHK「日曜討論」で、トランプ米大統領との親密さをアピールする安倍首相に対して石破茂氏は「友情と国益は別だ」と牽制しました。
安倍首相は「信頼関係がなければ(外交は)できない」と反論しましたが、貿易協定をめぐる今回の交渉では首脳同士の友情が国益に叶ったことを裏付ける結果となりました。

さて、日米首脳会談を巡っては先月、驚くべき「フェイクニュース」がありましたね。
ホワイトハウスで今年6月、トランプ大統領が安倍晋三首相と会談した際「真珠湾攻撃を忘れないぞ」と言及した上で、米国の対日貿易赤字について激しく非難したという報道です。



実際はこうでした。
トランプ大統領は真珠湾攻撃の話を持ち出して「日本ももっと戦っていただろう。日本も米国と同じように周辺国ともっと戦うべきだ」と日本を鼓舞したのです。
しかし、驚くべきことに発言の肝心な部分は一切報じず、「真珠湾を忘れていないぞ」という部分だけを抜き出して、まったく印象が違う記事に仕立てあげました。

米国政府高官によると、トランプ大統領は「日本は、米国をたたきのめすこともある強い国じゃないか」と真珠湾攻撃を持ち出してジョークを述べたというのです。
脅したり、不快感を示したのではなく、むしろ日本を称賛する文脈だったといいます。

fnn_news201808.jpg

このニュースを最初に発信したワシントンポストには、日米の分断を狙ったのではないかと疑いたくなるような悪意を感じます。
これを受けて共同通信は、米国では真珠湾攻撃は「卑劣なだまし討ち」という意味合いが強いなどと、ことさらに敵意を煽るような味付けで歪めた記事を配信しました。
いったい、ワシントンポストや共同通信はどういう了見で、「うそ」を流すのでしょうか。
発言内容によってはニュアンスが多少異なる報道がなされることは致し方ないところですが、内容を180度も変えてしまうことが本当に許されるんでしょうか?
ここまでくると、もはや報道とは呼べませんよ。

さて、日本のもう一つの通信社・時事通信も「(日米関係はかつてないほど強固という)首相の訴えの信ぴょう性が揺らぐ」などと卑劣な批判を加えて同様の記事を流しました。
記事に付けた写真も、さえない表情のものをあえて選んだのでしょうね。
こういう写真をわざわざ選んで印象操作をするわけです。

jiji_news201808.jpg

↓下のような、両首脳が握手をしている写真なんて意地でも使いたくないんでしょうね。

AT_201806.jpg

通信社は記事を配信するだけの報道機関だと思っていましたが、新聞でいうところの社説やコラムのようなものまで流しています。
ご存じでしたか?

16日付のある地方紙に時事通信の軽部謙介・解説委員の解説が掲載されていました。
大見出しは「真珠湾発言の意味」です。
米紙ワシントンポストの報道をそのまま引っ張ってきて、「真珠湾をめぐる反日意識は、冷戦の激化により沈静化していたが、経済摩擦の激化で呼び覚まされた」などと、どこかの博士の著書を引用して、真珠湾を再び蒸し返したいのかと思えるような主張をしていました。
トランプ大統領が「脅しの材料として真珠湾を使い始めたとすれば、経済交渉のありようを超えて深刻に受け止める必要がある」とも述べていました。

しかし、トランプ大統領は真珠湾を持ち出して「シンゾーも頑張れ」とエールを送ったんです。
にも関わらず「脅しだ」「これは深刻だ」とあおり立てる。
フェイクニュースを都合よく使って、都合のいい理屈をこね、読者を惑わし、政権を揺さぶる、要は安倍批判をしたいだけの軽部氏の姑息な意図が透けて見えてきます。
うそを土台にした解説から導き出される結論は大きな間違いとなる可能性をはらみ、さらなる嘘にもなり得ます。
そんな妄言や嘘っぱちを読まされる読者はいい迷惑ですよ。

軽部謙介なる人物の経歴を眺めていましたら、「主なメディア出演」という項目が目に留まりました。
TBS「サンデーモーニング」!
言わずと知れた極悪偏向番組です。
ああ、やっぱりなと思いました。

日本の通信社も、偏向報道を繰り返す左翼新聞とたいして変わりがないことがわかります。
通信社の報道に本来”色”なんて必要ないんです、公平公正な信義に基づいて客観報道を貫けばいいんですよ。
読み手・受け手が求めるのは「フェイク」ではなく「ファクト」なんです。

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