衆院選後にNHKが行った出口調査で投票の際に最も重視したことを尋ねたところ、「消費税増税への対応」が28%、「憲法改正への対応」が24%、「北朝鮮への対応」が15%だったのに対し、「森友学園や加計学園をめぐる問題」は8%にすぎませんでした。
マスコミや野党が騒ぐほど、有権者は「森友学園・加計学園」を重視していなかったわけです。
というより、そもそも「モリカケ(森友・加計)」は誤解を呼びかねない要素を含んではいても、マスコミが本当に追求すべき「問題」ではありませんでした。
国民は「モリカケ」にうんざりしているのに、朝日をはじめとする反日メディアは、バカの一つ覚えのように「モリカケ」「モリカケ」と騒ぎます。
目の前に迫った危機や問題はいくらでもあるのに「モリカケ」を使って「安倍憎し」「安倍叩き」に終始するメディアこそ、現代日本の深刻な問題の一つです。

あまりに国民をバカにしていないか?
野党とメディアも問われた選挙 民意無視の印象操作
蓋を開けてみると自民党の完勝に終わった今回の衆院選は、5年近くにわたる安倍晋三政権の信任を問うものだった。ただ、国民はそれだけでなく、野党やマスメディアの姿勢もまた、問うていたのではないか。
7月の東京都議選で「神通力」を発揮した小池百合子知事が代表に就任し、一時は政権交代もあり得るかと思わせた希望の党は、あれよあれよという間に失速していき、希望は失望へと変わった。
「きつい言葉だった。傷つけるつもりはなかった」
小池氏がこう反省を示す「排除発言」が、国民の反感を買ったとされるが、失敗はそれにとどまらない。選挙戦で、小池氏が森友・加計学園問題を連呼しだしたことで新味が薄れ、「これでは旧来の民進党や共産党と変わらない」とがっかりされた部分も大きい。
主要メンバーの顔ぶれがほとんど菅直人内閣と重なる立憲民主党のほうが、左派色が明確なだけ分かりやすく、反自民票の受け皿として選ばれたのだろう。
そしてより深刻な惨状を呈したのが、メディア報道のあり方だった。事の軽重も優先順位もあったものではなく、ひたすら「モリカケ」「モリカケ」と一つ覚えのように粘着する姿はグロテスクだった。
せっかく民意を国政に届ける機会なのに、一部のメディアは安倍首相が「国難」として提示した北朝鮮危機も少子高齢化問題もそっちのけで、モリカケにこだわっていた。特に突出していた朝日新聞は、首相が衆院解散を表明した9月25日以降、解散の意味を矮小(わいしょう)化し続けた。
「森友・加計問題とあわせ、首相にとって不都合な状況をリセットする意図は明らかだ」(26日付社説)
「『疑惑隠し』があからさまな今回の判断に、大義は見いだせない」(同日付根本清樹論説主幹コラム)
「首相の狙いは明白である。森友学園・加計学園の問題をめぐる野党の追及を消し去り、選挙準備が整っていない野党の隙を突く」(29日付社説)
「『疑惑隠し解散』との批判にどう反論するのか。(中略)説明責任に背を向ける首相の政治姿勢こそ、選挙の争点だ」(10月6日付社説)
「共産党の志位和夫委員長は首相に『森友、加計学園疑惑隠し。これ以外にない』とただした。その通りだろう」(9日付社説)
「選挙準備が整わない野党の隙をつくとともに、森友学園・加計学園問題の追及の場を消し去る」(11日付社説)
「大事な政策論議の前にまず、指摘しておかなければならないことがある。森友学園・加計学園をめぐる首相の説明責任のあり方だ」(12日付社説)
「この解散総選挙も、森友・加計疑惑を隠し、逃げるという本性において類似のもの」(18日付福島申二編集委員コラム)
「森友・加計問題への追及をかわす大義なき解散--」(23日付社説)
目についたものをざっと拾っただけだが、よくもこれだけ同じことを書き続けられるものだ。
だが、読者に特定の見方を刷り込み、言うことを聞かせようという底意がすでに国民に見透かされているのは、まさに今回の選挙結果が示す通りである。
野党も一部メディアも、国民をあまりにバカにしてはいないか。
(産経ニュース 2017.10.24 00:28)
小池氏の取捨選択は至極まともなものであり、「排除」という言葉に多少のきつさはあっても、それをもって「小池は独善的だ」「独裁者だ」と吹聴してまわるメディアには悪意を感じます。
小池氏の敗因は都政を放りだして、メディアや左翼野党と同様、「モリカケ」批判を展開し、さらには当初の基本政策からどんどんブレ始めた、その変節と無責任な姿勢にこそあったとブログ主は考えます。
小池氏は民進の排除者を「傷つけた」と反省しているようですが、排除された面々を見てください。
傷つくような玉ですか?
厚顔無恥で、ふてぶてしい反日左翼議員たちですよ。
話を「朝日」に戻します。
産経新聞は10月28日付朝刊の産経抄で、朝日新聞の報道を問うた書籍2冊に触れていました。
1冊は『朝日新聞がなくなる日 “反権力ごっこ"とフェイクニュース』(ワニブックス)、もう1冊は『 徹底検証「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新書)です。
後者の内容は150日以上におよぶ「安倍叩き」の異常な扇動/朝日新聞は「安倍政権スキャンダル」をどう仕立て、政権はこの不毛な仕掛けにいかにはまり込んでしまったのか?/ニュースが全く伝えず、むしろ意図的に隠蔽された「真の森友・加計問題」がわかる/時系列の客観的検証と数多くの取材に基づく、ファクトベースの「報道犯罪」告発…となっています。
「報道犯罪」…確かに「犯罪」とも呼びうるものでしょう。
朝日新聞は、もはやまっとうなメディアとは言えません。
日本を貶め、国政の足を引っ張る「害悪」です。


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マスコミや野党が騒ぐほど、有権者は「森友学園・加計学園」を重視していなかったわけです。
というより、そもそも「モリカケ(森友・加計)」は誤解を呼びかねない要素を含んではいても、マスコミが本当に追求すべき「問題」ではありませんでした。
国民は「モリカケ」にうんざりしているのに、朝日をはじめとする反日メディアは、バカの一つ覚えのように「モリカケ」「モリカケ」と騒ぎます。
目の前に迫った危機や問題はいくらでもあるのに「モリカケ」を使って「安倍憎し」「安倍叩き」に終始するメディアこそ、現代日本の深刻な問題の一つです。

あまりに国民をバカにしていないか?
野党とメディアも問われた選挙 民意無視の印象操作
蓋を開けてみると自民党の完勝に終わった今回の衆院選は、5年近くにわたる安倍晋三政権の信任を問うものだった。ただ、国民はそれだけでなく、野党やマスメディアの姿勢もまた、問うていたのではないか。
7月の東京都議選で「神通力」を発揮した小池百合子知事が代表に就任し、一時は政権交代もあり得るかと思わせた希望の党は、あれよあれよという間に失速していき、希望は失望へと変わった。
「きつい言葉だった。傷つけるつもりはなかった」
小池氏がこう反省を示す「排除発言」が、国民の反感を買ったとされるが、失敗はそれにとどまらない。選挙戦で、小池氏が森友・加計学園問題を連呼しだしたことで新味が薄れ、「これでは旧来の民進党や共産党と変わらない」とがっかりされた部分も大きい。
主要メンバーの顔ぶれがほとんど菅直人内閣と重なる立憲民主党のほうが、左派色が明確なだけ分かりやすく、反自民票の受け皿として選ばれたのだろう。
そしてより深刻な惨状を呈したのが、メディア報道のあり方だった。事の軽重も優先順位もあったものではなく、ひたすら「モリカケ」「モリカケ」と一つ覚えのように粘着する姿はグロテスクだった。
せっかく民意を国政に届ける機会なのに、一部のメディアは安倍首相が「国難」として提示した北朝鮮危機も少子高齢化問題もそっちのけで、モリカケにこだわっていた。特に突出していた朝日新聞は、首相が衆院解散を表明した9月25日以降、解散の意味を矮小(わいしょう)化し続けた。
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「『疑惑隠し』があからさまな今回の判断に、大義は見いだせない」(同日付根本清樹論説主幹コラム)
「首相の狙いは明白である。森友学園・加計学園の問題をめぐる野党の追及を消し去り、選挙準備が整っていない野党の隙を突く」(29日付社説)
「『疑惑隠し解散』との批判にどう反論するのか。(中略)説明責任に背を向ける首相の政治姿勢こそ、選挙の争点だ」(10月6日付社説)
「共産党の志位和夫委員長は首相に『森友、加計学園疑惑隠し。これ以外にない』とただした。その通りだろう」(9日付社説)
「選挙準備が整わない野党の隙をつくとともに、森友学園・加計学園問題の追及の場を消し去る」(11日付社説)
「大事な政策論議の前にまず、指摘しておかなければならないことがある。森友学園・加計学園をめぐる首相の説明責任のあり方だ」(12日付社説)
「この解散総選挙も、森友・加計疑惑を隠し、逃げるという本性において類似のもの」(18日付福島申二編集委員コラム)
「森友・加計問題への追及をかわす大義なき解散--」(23日付社説)
目についたものをざっと拾っただけだが、よくもこれだけ同じことを書き続けられるものだ。
だが、読者に特定の見方を刷り込み、言うことを聞かせようという底意がすでに国民に見透かされているのは、まさに今回の選挙結果が示す通りである。
野党も一部メディアも、国民をあまりにバカにしてはいないか。
(産経ニュース 2017.10.24 00:28)
小池氏の取捨選択は至極まともなものであり、「排除」という言葉に多少のきつさはあっても、それをもって「小池は独善的だ」「独裁者だ」と吹聴してまわるメディアには悪意を感じます。
小池氏の敗因は都政を放りだして、メディアや左翼野党と同様、「モリカケ」批判を展開し、さらには当初の基本政策からどんどんブレ始めた、その変節と無責任な姿勢にこそあったとブログ主は考えます。
小池氏は民進の排除者を「傷つけた」と反省しているようですが、排除された面々を見てください。
傷つくような玉ですか?
厚顔無恥で、ふてぶてしい反日左翼議員たちですよ。
話を「朝日」に戻します。
産経新聞は10月28日付朝刊の産経抄で、朝日新聞の報道を問うた書籍2冊に触れていました。
1冊は『朝日新聞がなくなる日 “反権力ごっこ"とフェイクニュース』(ワニブックス)、もう1冊は『 徹底検証「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新書)です。
後者の内容は150日以上におよぶ「安倍叩き」の異常な扇動/朝日新聞は「安倍政権スキャンダル」をどう仕立て、政権はこの不毛な仕掛けにいかにはまり込んでしまったのか?/ニュースが全く伝えず、むしろ意図的に隠蔽された「真の森友・加計問題」がわかる/時系列の客観的検証と数多くの取材に基づく、ファクトベースの「報道犯罪」告発…となっています。
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