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《75回目の「終戦の日」を考える》70年前、マッカーサーが証言「自衛の戦争だった」

2020/08/15

第1回会談の際に撮影された昭和天皇とマッカーサー

75回目の「終戦の日」を迎えました。日本が置かれている現状が真に平和かと問われれば、否と言わざるをえません。沖縄の尖閣諸島は中国に脅かされ、韓国に強奪された「竹島」とロシアに掠め取られた「北方領土」は今もって戻る気配すらありません。北朝鮮に拉致された横田めぐみさんらも連れ去られたままです。

ポンペオ米国務長官「対中政策は失敗」「中国共産党 信用しない」

先月、米国のポンペオ国務長官は中国に関する演説で敵意を剥き出しにしました。
演説の中でポンペオは、中国による知的財産権の侵害や南シナ海など周辺国への権益の主張などを列挙した上で、中国の習近平を名指しして「全体主義のイデオロギーの信奉者だ。その野望は共産主義による覇権の確立だ」と強く非難しました。

さらに、「米国や他の自由主義諸国の政策は中国の後退する経済をよみがえらせたが、中国政府はそれを助けた国際社会の手にかみついた。中国に特別な経済待遇を与えたが、中国共産党は西側諸国の企業を受け入れる対価として人権侵害に口をつぐむよう強要しただけだった」
「中国は発展すれば民主化に向かう」との考えに基づいたアメリカの歴代政権の対中政策について、「われわれの取り組みは、ニクソン元大統領が期待していたような中国の変化をもたらさなかった」と述べ、失敗だったと断じました。

その上で、「今日の中国は国内で、より独裁主義的となり、海外ではより攻撃的に自由への敵意をむき出しにしている。中国共産党から我々の自由を守ることは現代の使命だ」と述べ、中国に対抗するため民主主義国家による新たな同盟の構築を訴えました。

70年前、マッカーサーが証言「自衛の戦争だった」

東京大学名誉教授の小堀桂一郎氏は、ニクソン以来過去50年の米国の対中政策の失敗を認めた、このポンペオの公式演説は、実は70年前のマッカーサー証言にまで遡り、過去200年にわたる米国の戦略的過ちを追認したことになると考えています。

産経新聞への寄稿を原文のまま載せますと、「昭和26年、解任されて帰国したマッカーサーの米上院軍事外交合同委員会での証言の眼目は、過去百年間に米国が犯した最大の外交上の過誤は、シナ大陸に於(お)ける共産主義の制覇を黙過してしまつた事にある、この趨勢(すうぜい)に抗して戦つた日本の対連合国戦争は正しく自衛戦争だつたのだ、といふ深刻な主旨である」

小堀氏が自衛戦争と解釈しているマッカーサー証言の一部は以下のとおりです。

「日本は4つの小さい島々に8千万人近い人口を抱えていたことを理解しなければならない」

「日本の労働力は潜在的に量と質の面で優秀だ。彼らは工場を建設し、労働力を得たが、原料を持っていなかった。絹以外には綿がない、羊毛がない、石油の産出がない、錫(すず)がない、ゴムがない、他にも多くの原料が欠けていた。それら一切のものがアジアの海域には存在していた」

「もしこれらの原料の供給を断ち切られたら、1000万から1200万の失業者が日本で発生するであろう。それを彼らは恐れた。従って彼らが戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだった


もっとも重要な部分の原文は「Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.」です。
和訳に多少の違いはあっても「日本を戦争に駆り立てた動機は、大部分が安全保障上の必要に迫られてのことだった」ということになりましょう。
侵略戦争ではなく、主に安全保障上の理由による戦争だったと証言したわけです。

侵略を鵜呑み、わが国と英霊をおとしめる

2017年に他界した渡部昇一・上智大学名誉教授は、「マッカーサーがこの証言をした昭和26年当時、ニューヨーク・タイムズ紙にも出ているこの重要なニュースが、日本の新聞あるいはNHKで放送されていたら、と思わずにはいられない」「(その当時は)戦地から引き揚げてきた軍人たちが数多く生きていたから、彼らはどんなに喜んだことか。あるいは自分の夫や兄弟、親、親族が戦場で倒れたり亡くなった人たちも、『彼らの死はけっして無駄ではなかった。日本を守るために戦ってくれたんだ』と、もっと誇りに思ったのではないだろうか」としています。

大東亜戦争後の昭和20(1945)年からサンフランシスコ講和条約発効によって日本が主権回復を果たした昭和27年までの占領期間、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が占領政策として行ったのが、戦争への罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画「WGIP(War Guilt Information Program)」です。
戦後の日本は、この巧みな情報統制とプロパガンダによって、歪んだ自虐史観に囚われ続けてきました。

8月15日が来るたびに靖国神社に閣僚の誰それが参拝したなどと、中国や韓国の反応と絡めてマスコミは報道してきましたが、国のため、親兄弟や家族のために命を捧げた英霊を祀る靖国神社を参拝することに何の遠慮がいるのでしょうか?
先日、河野太郎防衛相の記者会見で、ミサイル防衛に関する自民党の提言について、「中国や韓国の理解を得られる状況ではないのでは?」と質問した某東京新聞の呆れた記者がいましたね。思考の構造は、これと変わらないのではと思います。

侵略や植民地支配の歴史を信じて疑わない、骨の髄まで自虐史観が染み込んだ方は、一度、WGIPの呪縛を疑った方がいいと思います。

5年前の戦後70年の安倍談話の一部です。
「日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の8割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」

過去を真摯に再検証し、それを後世に伝えていくことは修正とは違います。侵略や植民地支配を鵜呑みにする姿勢こそ、この国や英霊のみなさんをおとしめることになると考えます。

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