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【新型肺炎】AIが危険性を世界に先駆けて警告!武漢→バンコク、ソウル、台北、東京への広がりも正確に予測!

2020/01/29
「日本人が感染」AbemaTV が速報
「日本人が初めて感染」AbemaTV が速報

厚生労働省によると、新型コロナウイルスに感染した肺炎患者が28日、日本国内で新たに2人確認されました。
2人のうち1人は日本人で、中国・武漢の滞在歴がない奈良県に住む60代のバス運転手だそうで、今月に入って武漢から日本に来たツアー客を2回乗せたといいます。

とうとう日本人の感染者が出てしまった新型肺炎ですが、この肺炎が出現してから数日後にAI(人工知能)がアウトブレイク(集団感染)を正確に予測していたようなのです。

予測したのは、AIを利用したカナダの健康モニタリングプラットフォーム「BlueDot」。
世界保健機関(WHO)が公表したのが1月9日、そのWHOより早く情報を流したのが米国の疾病管理予防センター(CDC)で1月6日でした。ところが、「BlueDot」はそれより早い12月31日に今回のアウトブレイクを知らせていました。

アウトブレイクは時間との戦い、情報収集能力に勝るAI

このニュースを発信したWIRED.jpによれば、BlueDotは人工知能(AI)によるアルゴリズムを利用したシステムで、外国語での報道や動植物の病気に関するネットワーク、そして公式発表を精査した結果を基に、今回のアウトブレイクが発生した武漢市のような“危険地帯”を回避するようクライアントに事前に警告するといいます。

ウイルスなどのアウトブレイクは時間との戦いである一方、中国当局は病気や大気汚染、自然災害に関しては口を閉ざし、情報を公表してこなかった経緯があり、こうした状況では、AIのほうが情報を素早く収集できる可能性があるといいます。
BlueDotはアウトブレイクの可能性を伝えるニュースや、何らかの異常な出来事が発生していることを示す小さなつぶやきやフォーラム、ブログを抽出できるのだそうです。

海外への感染を正確に予測

BlueDotがさらに注目したのが全世界の航空会社の発券データです。発券データは感染した住民がいつどこへ向かうのかを予測するうえで役立つといい、同社のアルゴリズムは、新型コロナウイルスが最初に出現してから数日後に、武漢からバンコク、ソウル、台北、東京に広がることになると正確に予測したそうです。

新型コロナウイルスの感染状況(マップ公開:ジョンズ・ホプキンズ大学)
新型コロナウイルスの感染状況(マップ公開:ジョンズ・ホプキンズ大学)

SARS(重症急性呼吸器症候群)が流行した際、カナダのトロントの病院で感染症の専門家として働いていたのが、BlueDotの創業者兼最高経営責任者(CEO)のカムラン・カーン氏です。
2003年のSARSウイルスの流行は中国の地方都市で始まり、香港を経由してトロントへと拡大、トロントでは44人が死亡しました。新型コロナウイルスのアウトブレイクについて、同CEOは、「まさに既視感を感じている」と警告しています。

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