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報道各社の世論調査、「桜」で安倍内閣の支持率低下!しかし、憲法改正にまで波及は筋違いというもの!

2019/12/18
街頭で「桜」をめぐりアピールする立憲民主党の福山幹事長、共産党の小池書記局長ら
街頭で「桜」をめぐりアピールする立憲民主党の福山幹事長、共産党の小池書記局長ら

報道各社の世論調査で、首相主催「桜を見る会」の影響が出てきたようです。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、安倍晋三内閣の支持率は43.2%で前回調査より1.9ポイント減らし、不支持は2.6ポイント増の40.3%でした。

先に行われた読売新聞社の世論調査では、安倍内閣の支持率は49%となり、前回の55%から6ポイント低下。不支持率は36%で前回より2ポイント増えています。
また、共同通信の調査でも、内閣支持率は前回調査より6ポイント落ちて42・7%となり、不支持率は43・0%で支持率を1年ぶりに上回りました。

首相の憲法改正「私の手で成し遂げたい」表明、「評価しない」が50%

気になるのは、支持率低下と相まって憲法改正の賛否にも影響が出てきたことです。
産経・FNN合同世論調査によれば、憲法改正に「賛成」と答えたのは前回比9.6ポイント減の42.6%で、「反対」の42.2%(前回比7.3ポイント増)と拮抗。
首相が9日の記者会見で、憲法改正を「私の手で成し遂げたい」との意向を表明したことについて「評価する」は37.4%にとどまり、「評価しない」が50.9%に達しました。

この調査結果が「安倍政権のもとで憲法改正をすることに、賛成しかねる」ということであれば、安倍首相の自民党総裁任期中の改正実現に黄色信号が点ったことになりますね。
しかし、考えてみてください、「桜を見る会」が国を揺るがすような問題ですか?
日本の安全保障にも関わる憲法改正が議論すらおぼつかない現状は大いに問題があります。
現行憲法で日本の平和が守られていると思っているとしたら、勘違いも甚だしいと言わねばなりません。

以下は、評論家で歴史作家、徳島文理大学教授の八幡和郎氏の寄稿です。

【日本の大逆転】中国は超大国化、北朝鮮は核武装…
それでも「桜を見る会」探偵ごっこに終始する野党&メディアにあきれ


「日本の民主主義は脳死状態」と前回書いた。

首相主催の「桜を見る会」に、怪しげな人々がまじっていたからではない。日本の凋落に、政治が危機感を持って取り組もうという意欲が出てこないことを問題にしている。

平成の初めに、日本の8分の1のGDP(国内総生産)だった中国が、わが国の3倍のGDPになった。先端技術でも、中国や韓国の後塵(こうじん)を拝している。30年前には「平和な時代がやってきたか」と思ったが、ロシアは立ち直り、中国は超大国化し、北朝鮮まで核武装した。

本来、野党が「これでいいのか」「こうすべきだ」と政府与党を追及・提案すべきだが、憲法第9条についての神学論争や、「モリカケ」「桜を見る会」での探偵ごっこに終始し、政策論争を怖がっている。

左派野党「桜を見る会」追及本部の議員がシュレッダーを視察
左派野党「桜を見る会」追及本部の議員がシュレッダーを視察

国会には議論が必要な法案が出ているのに、シュレッダー見学に行ったり、ホテルで押し問答するなど、パフォーマンスばかり。国民民主党の森裕子参院議員の質問通告遅れ疑惑も、質問漏洩(ろうえい)疑惑にすり替えられて時間を費やし、法案はベルトコンベヤーに乗って成立していった。

「桜を見る会」は、慎重さに欠けたのは事実だから、素直なおわびがあった方がいいと思う国民は多い。そういう意味では、野党は「一本とった」と誇っても構わない。ただ、どこの国でも、こんなことで政権交代などは起こらない。

あきれたことに、左派野党やメディアは、お互いさまでブーメランになっても平気だ。昔なら、自民党と同様のスキャンダルが直撃すれば、クリーンと思われている野党の方が打撃が大きかった。今は違うようで、「民主党時代も同じならいいのか」と開き直っている。

逆に、過去の巨悪の臭いがした政権スキャンダルに比べて、「桜を見る会」のような些事(さじ)しか出てこないのは、安倍晋三政権が憲政史上まれに見るクリーンさということではないか。

安倍首相は、政治生活でも私生活でも、それほどお金を必要としたことはない。派閥を率いたこともないし、子分に利権をまくタイプでもない。首相の通算在職日数が戦前の桂太郎を抜いたが、この2人の長州人は、いずれも無趣味で、贅沢(ぜいたく)はせず、愛国的で政治が趣味だ。

ただ、安倍政権も少し慎重運転に過ぎて、日本の危機への対処としては、もの足りない。

八幡和郎氏「中国が民主化しない責任、日本にもある」

与党も野党も、中国の習近平国家主席が訪日したときに、「さすが、日本の民主主義は素晴らしく、経済でも安全保障でも足を引っ張ることなく、国民の利益を増進させるために切磋琢磨(せっさたくま)している」と感心させてほしい。

少し自虐的だが、中国に民主化へ向かう気をなくさせたのは、アジア一の民主国家である日本の体たらくだと、私は思う。

八幡和郎(やわた・かずお)


Zakzak by 夕刊フジ:https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191216/pol1912160001-n1.html

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