【ラグビーW杯】誇れる日本代表の「品格」、各チームも日本式「おじぎ」でファンに感謝!
2019/10/22

南アフリカ戦の試合後、ファンに向かって深々と頭を下げる日本代表
ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で史上初のベスト8入りを果たした日本代表。
優勝候補の一角・南アフリカに破れはしましたが、東京・味の素スタジアムに詰めかけたファンは大声援を送り、試合後には選手たちに温かい拍手を送りました。
日本代表がファンに向けて感謝の気持ちを伝える「おじぎ」。
日本では当たり前の光景ですが、この大会では試合後に各チームがファンへの感謝を示す「おじぎ」が広まり、20日の試合後には南アフリカチームもスタンドのファンに頭を下げました。
今大会で広まっているのは、今でも時々見かけるパフォーマンスとしての「おじぎ」ではなく、相手への感謝や敬意が込められた日本式の「おじぎ」です。
皆さんにお礼を返したい!日本代表にならってNZ代表が始める

試合後にスタンドのファンにおじぎするニュージーランド「オールブラックス」の選手たち
始めたのは、今大会の優勝候補の筆頭で絶大な人気を誇る「オールブラックス」ことニュージーランド代表。
発案したリード主将は、「できるだけ日本の皆さまとつながりたいと感じていた。お礼を返したいと思った」と語りました。
これをウェールズやナミビア、イタリア、サモアなど、各国が次々に倣って広がっていったようです。

試合後にスタンドのファンにおじぎするサモアの選手たち
規律を守り、相手をリスペクト、闘った相手とも「仲間」がラグビー文化
ラグビーは試合が終われば「ノーサイド」、闘った相手とも「仲間」になれるのがラグビーの文化であり、全世界で愛される理由と言われます。
規律を重んじ、相手をリスペクトする―元々、ラグビーの文化には「礼に始まり礼に終わる」日本の伝統文化や「お辞儀」に通じる「精神性」があったと言ってもいいのかもしれません。
ただのパフォーマンスではない「お辞儀」を返してくれた各国の代表にも敬意を払いたいものです。
かく言う私も日本代表の試合を通じてラグビーの魅力や面白さを知った「にわかファン」です。
日本全国で大量の「にわかファン」が生まれた結果でしょうか、決勝トーナメントの準々決勝「日本代表×南アフリカ代表」の平均視聴率は41.6%、瞬間最高視聴率は49.1%と驚異的な数字でした。
1次リーグを4戦全勝した代表たちの勇姿、南ア戦で見せた最後まであきらめない選手たちの闘いぶり―日本代表には心から「ありがとう!」の賛辞を送りたいと思います。

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