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自動車関税回避に安倍首相、トランプ大統領の「友情」 今、報道に欠けるのは「ファクト」

2018/09/30


「シンゾーとの友情があるから自動車に関税をかけられなかった」

トランプ米大統領は26日の首脳会談で、安倍首相にこう伝えたといいます。

自民党総裁選の2候補を招いたNHK「日曜討論」で、トランプ米大統領との親密さをアピールする安倍首相に対して石破茂氏は「友情と国益は別だ」と牽制しました。
安倍首相は「信頼関係がなければ(外交は)できない」と反論しましたが、貿易協定をめぐる今回の交渉では首脳同士の友情が国益に叶ったことを裏付ける結果となりました。

さて、日米首脳会談を巡っては先月、驚くべき「フェイクニュース」がありましたね。
ホワイトハウスで今年6月、トランプ大統領が安倍晋三首相と会談した際「真珠湾攻撃を忘れないぞ」と言及した上で、米国の対日貿易赤字について激しく非難したという報道です。



実際はこうでした。
トランプ大統領は真珠湾攻撃の話を持ち出して「日本ももっと戦っていただろう。日本も米国と同じように周辺国ともっと戦うべきだ」と日本を鼓舞したのです。
しかし、驚くべきことに発言の肝心な部分は一切報じず、「真珠湾を忘れていないぞ」という部分だけを抜き出して、まったく印象が違う記事に仕立てあげました。

米国政府高官によると、トランプ大統領は「日本は、米国をたたきのめすこともある強い国じゃないか」と真珠湾攻撃を持ち出してジョークを述べたというのです。
脅したり、不快感を示したのではなく、むしろ日本を称賛する文脈だったといいます。

fnn_news201808.jpg

このニュースを最初に発信したワシントンポストには、日米の分断を狙ったのではないかと疑いたくなるような悪意を感じます。
これを受けて共同通信は、米国では真珠湾攻撃は「卑劣なだまし討ち」という意味合いが強いなどと、ことさらに敵意を煽るような味付けで歪めた記事を配信しました。
いったい、ワシントンポストや共同通信はどういう了見で、「うそ」を流すのでしょうか。
発言内容によってはニュアンスが多少異なる報道がなされることは致し方ないところですが、内容を180度も変えてしまうことが本当に許されるんでしょうか?
ここまでくると、もはや報道とは呼べませんよ。

さて、日本のもう一つの通信社・時事通信も「(日米関係はかつてないほど強固という)首相の訴えの信ぴょう性が揺らぐ」などと卑劣な批判を加えて同様の記事を流しました。
記事に付けた写真も、さえない表情のものをあえて選んだのでしょうね。
こういう写真をわざわざ選んで印象操作をするわけです。

jiji_news201808.jpg

↓下のような、両首脳が握手をしている写真なんて意地でも使いたくないんでしょうね。

AT_201806.jpg

通信社は記事を配信するだけの報道機関だと思っていましたが、新聞でいうところの社説やコラムのようなものまで流しています。
ご存じでしたか?

16日付のある地方紙に時事通信の軽部謙介・解説委員の解説が掲載されていました。
大見出しは「真珠湾発言の意味」です。
米紙ワシントンポストの報道をそのまま引っ張ってきて、「真珠湾をめぐる反日意識は、冷戦の激化により沈静化していたが、経済摩擦の激化で呼び覚まされた」などと、どこかの博士の著書を引用して、真珠湾を再び蒸し返したいのかと思えるような主張をしていました。
トランプ大統領が「脅しの材料として真珠湾を使い始めたとすれば、経済交渉のありようを超えて深刻に受け止める必要がある」とも述べていました。

しかし、トランプ大統領は真珠湾を持ち出して「シンゾーも頑張れ」とエールを送ったんです。
にも関わらず「脅しだ」「これは深刻だ」とあおり立てる。
フェイクニュースを都合よく使って、都合のいい理屈をこね、読者を惑わし、政権を揺さぶる、要は安倍批判をしたいだけの軽部氏の姑息な意図が透けて見えてきます。
うそを土台にした解説から導き出される結論は大きな間違いとなる可能性をはらみ、さらなる嘘にもなり得ます。
そんな妄言や嘘っぱちを読まされる読者はいい迷惑ですよ。

軽部謙介なる人物の経歴を眺めていましたら、「主なメディア出演」という項目が目に留まりました。
TBS「サンデーモーニング」!
言わずと知れた極悪偏向番組です。
ああ、やっぱりなと思いました。

日本の通信社も、偏向報道を繰り返す左翼新聞とたいして変わりがないことがわかります。
通信社の報道に本来”色”なんて必要ないんです、公平公正な信義に基づいて客観報道を貫けばいいんですよ。
読み手・受け手が求めるのは「フェイク」ではなく「ファクト」なんです。

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【朝鮮学校無償化】国が逆転勝訴 大阪高裁「除外は適法」

2018/09/27

朝鮮学校側が逆転敗訴 大阪高裁、無償化を認めず

大阪の朝鮮学校を運営する学校法人が高校授業料の実質無償化の対象から外されたのは不当だと主張して国を訴えた裁判で、2審の大阪高等裁判所は27日、訴えを認めた1審判決を取り消し、学校側の逆転敗訴の判決を言い渡しました。

当然の判断だと思います。
公安調査庁が「北朝鮮・朝鮮総連に貢献し得る人材の育成に取り組んでいる」とする朝鮮学校に日本人の血税を使うことなどあり得ません。

朝鮮学校側が逆転敗訴 大阪高裁、無償化を認めず

大阪朝鮮高級学校(大阪府東大阪市)を高校授業料無償化制度の対象から除外した国の処分の是非が問われた訴訟の控訴審判決が27日、大阪高裁であった。高橋譲裁判長は、国の処分を違法と判断した一審・大阪地裁判決を取り消し、学校側の訴えを退けた。

朝鮮学校の無償化除外をめぐっては、大阪、東京、名古屋、広島、福岡の朝鮮学校の学校法人や生徒らが提訴しているが、高裁レベルの判断は初めて。東京、名古屋、広島の各地裁は「除外は適法」とし、学校側が控訴している。

この日の高裁判決は朝鮮総連と朝鮮学校について、幹部レベルでの人事交流があることや総連傘下の出版社が発行する教科書を使用していることなどを挙げ、教育の自主性をゆがめるような「不当な支配」を受けている疑いがあると指摘。無償化の要件となる「適正な学校運営」がなされているとはいえず、国の処分は違法ではないと結論づけた。

朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASL9N3TC8L9NPTIL00V.html

朝鮮学校の教育課程は日本に居住する朝鮮人を対象としており、幼稚班・初級学校・中級学校・高級学校・大学校を設置しています。
公安調査庁によると、朝鮮学校では、北朝鮮の発展ぶりや金正日総書記の主体思想・先軍政治を称賛する教科書『現代朝鮮歴史』を使用しているほか、高級学校(高校に該当)からは在日本朝鮮青年同盟(朝青)に義務的に所属させ、政治的活動への参加を呼び掛けたり、金父子の「偉大性」を紹介するなどの思想教育を積極的に行っているとされています。

無償化関連では、こんなこともありました。
九州朝鮮中高級学校(北九州市)の卒業生ら68人が国に損害賠償を求めた訴訟では、出会い系バーに通い詰めて女の子たちにお小遣いをあげながら「女性の貧困調査」をしていた、あの前川喜平・前文部科学事務次官が原告側に立って陳述書を裁判所に提出しました。
福岡地裁小倉支部は前川氏の証人尋問は認めませんでしたが。

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大阪に話を戻しますと、橋下徹前大阪府知事は当時、就学支援金支給の対象から朝鮮学校を除外することを表明し、北朝鮮からの非難に対しては「拉致被害者を返してくれたら話に応じる。朝鮮学校の子供を泣かせたくないのなら、本国はしっかりしてくれ。泣かせないために何ができるか、考えてほしい」と応じました。
2010年8月11日にも「北朝鮮との関連性や権力崇拝をやっている学校が認可に値するのか、そもそも論で考えないといけない」と改めて慎重な考えを示しています。

「政治的偏見の掃き溜め(はきだめ)」と米国の国連大使が酷評した、国連人権理事会の作業部会が、朝鮮学校への高校授業料の無償化を日本に求めてきたことがありました。昨年12月です。
自民党政調会長代理を務める片山さつき氏はこのとき「教育内容をどのように決めるのかは、国家の主権に関わること」「そもそも、朝鮮学校で行われている教育には、朝鮮総連が深く関与しており、(北朝鮮の独裁体制を支える)『主体(チュチェ)思想』に基づいています。日本人拉致問題や、国際社会の警告を無視して『核・ミサイル開発』を強行する北朝鮮による支配が色濃く疑われる以上、授業料無償化の対象とすることはあり得ません」と指摘しました。

今日の2審判決で大阪高等裁判所の高橋譲裁判長は、朝鮮学校は朝鮮総連(=在日本朝鮮人総連合会)が学校側を指導し、総連幹部に元校長が就くなど人事交流もあり、北朝鮮の指導者を礼賛した教科書を使用している点を重視、総連の財政支援もあり「教育の自主性を歪めるような支配を受けている合理的な疑いがある」と認定し、当時の下村博文文科省の判断に裁量権の逸脱や乱用はなかったと結論して「無償化の対象としなかったことが違法とはいえない」と判断しました。

朝鮮学校無償化についてはこれまで、政党では社民党、日本共産党、公明党が支給対象からの除外に反対を表明していますし、メディアでは毎日新聞や北海道新聞が社説で朝鮮学校を就学支援金支給の対象から外すことに対して非難しています。

しかし、実際に教育の場で日本の国益に反する、反日・反社会的な偏向教育や活動が行われている以上、授業料無償化の対象とすることはあり得ません。
なお、原告側は上告する方針のようです。

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薄ら寒い玉城デニー氏の安全保障 未成年者を使った運動にも「これっていいの?」と疑問の声多数!

2018/09/25
30日に投開票される沖縄県知事選で、自由党幹事長で前衆院議員の玉城デニー氏(58)と、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)が激しく競り合っているようです。

公職選挙法では未成年者を使って選挙運動をすることができないとされていますが、明らかに未成年とわかる女の子たちに

私たちの新知事は玉城デニー!
デニってる ーー!


などと言わせて街頭ではしゃぐデニー氏の動画がネットにUPされ、すでに9万回以上も再生されています。



公職選挙法では未成年者による選挙運動が禁止されています。

公職選挙法137条の2第1項「年齢満18年未満の者は、選挙運動をすることができない」
公職選挙法137条の2第2項「何人も、年齢満18年未満の者を使用して選挙運動をすることができない」


未成年者には投票する権利がありませんし、そもそも未成年者は社会的に未熟で判断力も養われていません。
そうした子供たちを選挙運動に巻き込まないという禁止の根拠は、十分納得できるものです。
未成年者の中には無邪気なノリで軽はずみな行動をとってしまう子もいるかもしれません。
ですが、そうした子供たちが公選法に触れることのないように注意し、見守ってあげるのが周囲の大人たちの役目というものです。
それが、こともあろうに候補者自身が未成年者を巻き込むような(見方によっては選挙運動に利用しているのでは?と疑いたくなるような)ことをしていいのでしょうか?

この動画の判断は警察にお任せするとして、玉城氏の見識を疑うのは、安全保障、防衛に関する部分です。



デニー氏は基地問題(安全保障)についてこう語っています。

ミサイルがわが国の上空に飛んで来る、これを迎え撃つという、戦争の、有事の前提を作れば何でもできちゃうんです。
安保法制とか特定機密保護法とか、まるで戦時に備えて整備していくんだというやり方は日本の国家が今までとってきた国の成り立ちや形と変わってきている。
だから有事の前提を置かずに平時に於ける外交というのが一番大事で、相互関係で成り立っているのに基地を置くということは、ある種の裏切り行為と捉えられてもおかしくない。
基地を作ってしまったら平和になるなんてことは絶対にありませんから。
平和になるためには基地を作らずに国家間の約束とお互いの国が繁栄していきたいという相互の信頼関係が必要。
本当に基地のいらない平和な状況を創るには、戦争をしないという前提と、平和外交でお互いの国を発展させていく、それが地球全体に波及していけば、それぞれの国の良さをお互いが利用し合いながら高めていくことができる。


玉城デニー氏の見解を聞いたケント・ギルバート氏は…

kentG_okinawa201809.jpg

これ、なんか変なクスリ飲んでませんか?
これ、おかしいでしょ!妄想もいいところですよ、本当に。
変だよな、こういう人が沖縄の知事になったら、どうしましょうよ。
今も有事ですが、もし仮に今が平時だとしましょう、基地をなくしましょう、米軍にも帰っていただきましょう、
そうすると、中国は「誠意を認めます」「尖閣はもう攻めません」と言いますか?
言うわけないでしょ!


と、あきれ果てていました。

デニー氏が言っていることは、要するに、基地を置くことは、中国(北朝鮮、ロシア)に対する裏切り行為だ。
「戦争はしません」と高らかに宣言し、基地、つまりは、戦力を放棄すれば(ただし、これは日本の側だけ)、基地を必要としない真に平和な状況が訪れる。
国家間の約束と相互の信頼関係があれば、大丈夫!

と、まあ、こういうことになりましょう。

国際政治学者や軍事学者が21世紀の東アジアは世界で最も危険な地域と指摘しているのに、尖閣諸島を持つ沖縄の県知事候補がこのような小児的な考えの持ち主なのです。
ブログ主もデニー氏が安全保障を語る件の動画を見たのですが、基地や防衛に関してこの程度の認識しか持っていないのかと、驚きよりも薄ら寒いものを感じました。

これではまるでおとぎ話ではないですか、現実をまったく見ていない(もしくは見ることができない)あまりに無責任なお花畑的思考…「9条」一つで平和が守られるという、あの9条信奉者たちと同じ理論ですね。
仮に基地をなくし、戦力を捨てて、本当に丸裸になったとき何が起きるか、この方たちには想像力が欠如しているとしか思えません。
沖縄にも中国の影が差してきていると言われていますが、こんな認識でどうやって沖縄を守るというのでしょう。

そう言えば、過去にもこんな感じの無責任な政治家がいたような…と、思い当たったのが、鳩山由紀夫元首相です。
米国のワシントン・ポストに『ルーピー』と称され、産経新聞に「憲政史上に残るほど愚劣な宰相」、日本経済新聞に普天間基地移設の失敗を「罪万死に値する失政」と評された、あの方です。

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石破茂「どこが善戦?」 自民党総裁選のメディア評価は本当に正しいのか

2018/09/22


自民党総裁選を終えてメディアは総じて「石破、善戦」と騒ぎ立てていますが、本当に「善戦」と言えるのでしょうか?

総裁選で安倍首相に敗れた石破茂元幹事長について、麻生太郎副総理兼財務相は自民党の麻生派の会合で「どこが善戦なんだ。(善戦と報じたメディアに)ぜひ聞かせてもらいたい」と疑問を投げかけました。

麻生氏の言い分は、こうです。
平成24年の総裁選の決選投票で石破氏は89票を獲得しましたが、石破氏が今回獲得した議員票は73票と16票も少ないものでした。
しかも、議員総数は24年当時より増えているので、「常識的に89が178ぐらいにならないとおかしい。(議員総数が)倍に増えているんだから」というわけです。

当時の議員票は198票、今回は405票です。
投票結果は安倍首相329票に対して、石破氏73票ですから、麻生氏の指摘するとおりであり、議員票だけを見れば、安倍首相の「圧勝」という結果でした。

では、党員・党友の投票に基づく地方票405票の方を見てみましょう。
24年の総裁選の第1回投票で石破氏は165票の地方票を獲得し、安倍首相の87票の2倍近い得票がありました。
「地方に強い石破」と言われるようになったのは、この時からのようですが、今回の地方票は石破氏が181票、安倍首相が224票と逆転しています。
6年前に2倍近くあった票差をひっくり返して、10ポイントの差をつけたわけです。
「モリカケ」「モリカケ」と連日、悪意あるメディアの攻撃に曝されてきたことを考えれば、安倍首相の方こそ大善戦というべきでしょう。
朝日・毎日・東京などの反日・左翼メディアに至っては安倍批判ならぬ「安倍潰し」に躍起となり、醜い報道を繰り広げてきました。
安倍首相でなければ、とっくに潰れていたのではないかと思います。
一方の石破氏はどうでしょう、TV、新聞などのメディアやパヨク、果ては野党勢力まで加わって援護してもらったのに、逆転を許した上に10ポイントも水をあけられたのです。

石破氏は生命線の地方票を掘り起こすため、2月から全国行脚を開始し、地方を重点的にまわってきました。
日々公務に追われる安倍首相と違って、石破氏は時間をたっぷりとかけて地方を回ることができました。
それでも足りないと思ったんでしょうか、それとも、よほど暇を持て余していたんでしょうか、47都道府県それぞれに向けたメッセージ動画まで公開しましたね。

石破氏について、政治ジャーナリストの安積明子氏がおもしろい分析をしています。

「今年2月には地縁のない大阪で講演会を開いて1000人も動員したのに、大阪の党員算定票は安倍首相が1万1813票で石破氏は7620票。石破氏が党幹事長時代に県知事選を采配した滋賀県でも、安倍首相が4056票で石破氏が2991票という結果で、安倍首相が勝っている」

「また石破氏は総裁選で農政重視、ローカルからの改革を訴えたにもかかわらず、農村地域で票がさほど伸びていない。安倍政権が進めるTPPに反感が強い北海道や、2016年の参議院選で自民党が負けた青森、岩手、宮城、福島などでも、党員算定票は石破氏は安倍首相に及ばなかった」

安積氏はこう結論づけています。
「石破氏は全体として一定以上の党員算定票は確保したものの、主張する政策を十分に地方に浸透させることができなかったのではないか。(“善戦”はしたが、)それが将来の勝利に必ずしも繋がるとは限らない。石破氏に立ちはだかる壁はなお厚いと感じざるを得なかった」

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さて、麻生氏が石破元幹事長の総裁選での得票をめぐって「どこが善戦なんだ」と発言したことを受けて、石破氏がさっそく噛みついたようです。
都内で記者団に「党員の45%が(自分を)支持したのはすごいことだ。『善戦ではない』というのは党員の気持ちとずれが起きているのではないか」

「すごいこと」と自分で言ってしまう神経もいかがなものかと思いますが、この反論の後半部分で石破氏は「すごいこと」を言ってのけます。

産経新聞によりますと、その部分はこうです。
「純粋に党のため日本のためを思ってくれる人が半数近くいる。現れた結果を冷静に謙虚に見る姿勢は常に問われることだ」

これって、言い方を変えると、「あとの半数は(不純で)党のため日本のためを思っていない」ということになります。
こういう発言が平気でできてしまうことこそ、石破氏本人の言葉を借りれば「党員の気持ちとずれが起きているのではないか」ということになるのではないでしょうか。

先ほどの安積氏も、この点について石破氏を痛烈に批判しています。

「選挙は結果が全てです。たとえ1票差でも負けは負け。「善戦」などと言わずに、敗因を冷静に考えるべきでしょう。自己満足ならそれこそ、「自分のための政治」に他なりません。とうてい勝利は望めませんし、望んではいけません」

「そもそも自分に票を入れてくれた人を『純粋に党のために日本のために考えている人』とするなら、自分に票を入れてくれない人はそうではないということなのでしょうか。そうした「奢り」を示すことこそ、次のチャンスを逃がしてしまいかねないことを、石破氏は理解しているのでしょうか」

たいていの人は同じことを思うでしょうね。
以下は、ネットでたくさんの賛同を得ているコメントです。

自分に投票してないやつは日本のためを思ってないと言いたいのかな?

「謙虚に、丁寧に」というスローガンとはやること言うことが全然違うんだよね
具体的なプランは無いけど人の意見はとにかく否定したい
なんか上に立つ器ではないなというイメージが固まっちゃったよね

冷静に、客観的に数字を見ても、
前回の方が善戦してたよね。

麻生の本意は、善戦だ善戦だと騒ぎ立てることで対する安倍側の力が弱ってるような印象操作をしてるマスコミに対する苛立ちだと思う。

朝日新聞はコメント欄を設けないで石破善戦の印象操作記事を総裁選直後に連続して幾つも出しているが、海外のメディアはどこも視点が正反対。石破氏が善戦したなどと書いている海外の新聞はなく、どこも投票の約70%を制してダブルスコアで安倍が勝利した数字を挙げる際に石破の名前を出しているだけ。そして、安倍晋三が桂太郎の2,886日を抜いて歴代最長の内閣総理大臣在職日数を達成することになるのを大きく報じ、安倍の勝因は、自民党内に確たるライバルが存在せず、安倍首相の経済政策が1990年代以来の経済悪化に終止符を打ったことが評価されたためだという見方をしている。インターネットの時代になって海外メディアと国内メディアの比較が容易になったことで、いかに朝日新聞が国内政治に関してズレた報道をしているかがよく分かるようになっている。

ズレてるのは石破さんとマスコミ。
安倍さんにダブルスコアで負けててさらに前回の総裁選より票を減らしてるのに善戦ってどーゆー理論?

素直に負けを認めればいいのに、
そもそも前回と比べて票も減らしているし惨敗でしょうが。

文句を垂れずに、私の力がなかったから信頼を得られずに敗戦したのは事実です。
善戦だろうが接戦だろうが負けは負けです。と潔く答えれば少しは株も上がるがこの人にはそんな度量はないことを又露呈してしまった。

石破氏は総裁選が終わっても安倍批判をしていた。
自分で終わったらノーサイドと言っていたのに、そういう所が批判を受ける。
完全に野党の方です。


自民党総裁選は、そのまま一国の首相を選ぶ選挙でもあるわけです(自民党総裁でも総理大臣になれなかった谷垣禎一氏と、売国政治家の河野洋平は例外ですが)。
日本の将来を真剣に考えれば、「こんな人(=石破氏)に負けるわけにはいかないんです」ということになりましょうか。

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【沖縄県知事選】沖縄県庁に玉城デニー氏のポスター 県選管は「公選法違反の疑い」

2018/09/21
沖縄県知事選で共産党や社民党、労組などでつくる「オール沖縄」が推す玉城デニー前衆院議員のポスターが、こともあろうに沖縄県庁に掲示されていました。

画像 : dai様 @blueocean2030

ポスターは法令で定められた掲示板でのみ掲示が認められているわけですが、同県庁内では他にも県職員労組の複数の掲示板に玉城氏の写真とイベント告知のポスターが貼られていたようで、県職員ぐるみの不正な選挙戦が疑われています。
沖縄県選挙管理委員会はいずれのポスターも、公職選挙法に抵触する恐れがあると指摘しました。

沖縄県庁に玉城デニー氏のポスター
自民が調査要求、県選管は「公選法違反の疑い」


沖縄県議会の自民党会派は20日、県知事選(30日投開票)に立候補している玉城(たまき)デニー前衆院議員(58)のポスターが県庁内に掲示されているのは公職選挙法違反などに当たるとして、新里(しんざと)米吉(よねきち)議長に県議会として調査するよう求めた。富川盛武副知事は20日、記者団に対し、ポスターが掲示された経緯などについて「調査する」と述べた。

問題となったのは、法令で定められた掲示板でのみ掲示が認められている玉城氏のポスター。県庁12階にある空手振興課前の掲示板に貼られていた。自民党の調査に対し、全水道沖縄県企業局水道労働組合の事務局員が掲示したことを認めた。

このほか、県庁内にある沖縄県職員労働組合の複数の掲示板には、玉城氏の写真と「DENNY NIGHT」というイベントを告知する内容が印刷されたポスターが貼られていた。いずれのポスターも、県選挙管理委員会が公職選挙法に抵触する恐れがあると指摘し、20日に掲示が取りやめられた。

産経ニュース https://www.sankei.com/politics/news/180920/plt1809200046-n1.html

ネットの声です。

疑いなどではなく、玉城陣営のやっている事は、明らかに公職選挙法違反にあたる。
公示前に選挙活動し、安室ちゃんまで政治利用する。
これは到底許されるものではない!

こんな事が以前から黙認されて来たのは県議員全員の責任でもある。
本当に情けない。
きちんとした処罰すら行われないのかな。

選挙違反だらけじゃん!(-`ェ´-怒)

どっかのバカが、したり顔で『これは労組の掲示板なので問題ないです。キリッ』とか言ってましたねぇ。
彼らに言わせれば、『これもデマだ!』なんでしょうけど(笑)

これ与党側がやってたらマスコミ各社が蜂の巣をつついたような大騒ぎしてますよね?

「主義主張にかかわらず、法は守らなければ。法治国家だから」

#玉城デニー は息を吐くように #公職選挙法違反 をするんだな。
本当にこいついい加減にしろよ?

沖縄県民の皆様、県職員が県庁で選挙活動をしていますよ
これは、地方公務員法と公選法に抵触しています
玉城デニーの支援者って違法ばかり
選管は厳粛な対応を!

沖縄県選挙管理委員会は20日午前に県庁内のポスターが届け出と同じものと確認したようです。
選挙ポスターが県庁内の掲示板に普通に貼られているなんて、ありえませんね。

自民会派も同日の沖縄県議会臨時会で、公務員の政治活動を制限する地方公務員法違反だと主張、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)設置を求める動議を出しましたが、県政与党(社民・社大・結連合)の反対多数で、臨時会への議事追加は否決されたようです。
閉会後、沖縄・自民党の島袋大代表らは「県庁内で特定の候補者の選挙活動をすることが異例だ」と抗議しています。

ポスターの違反掲示露見は一部であって、宣伝戦はもっとえげつないものであろうことが容易に想像できます。
そうでなくとも、沖縄の選挙は地元の左翼2紙「琉球新報」「沖縄タイムス」が動かしていると言われるくらい異常な状況下にあるようです。
ふだんから左翼の活動を先導している2紙ですから、県知事選ともなれば偏向記事や捏造記事を使って全力で報道攻勢を仕掛けてくるでしょう。

沖縄は日本の要衝です、沖縄県知事選は、沖縄県民だけの関心事であってはなりません。

ちなみに↓は「安室ちゃんの政治利用はやめてほしいです」という抗議のツイートとともに投稿された画像です。
Tama02_20180920.jpg
画像 : karubi5225@gmail.com様 @karubi5225


■ マスコミが絶対に伝えない沖縄の真実! ■
日本を守る沖縄の戦い 日本のジャンヌダルクかく語りき

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【自民党総裁選】石破氏が日曜討論で嘘と呆れた発言を連発 安倍政権を「支えた」

2018/09/19


16日に放送されたNHKの「日曜討論」で石破氏が嘘と呆れた発言を連発しました。

まず、安倍首相に対して司会者が「5年9ヶ月に及ぶ安倍政権の評価。安倍さんご自身はどう評価されているか?」と質問。

安倍首相は「6年前重責を担うことになったその使命とは何か、それは誰にも働き場所があるまっとうな経済を取り戻していくこと、国際社会において日本の大きな存在感を取り戻していくことでした」と説明。

「今、正規の求人倍率は史上初めて1倍を超えた。一人の正社員になりたいという人に対して一人分以上の求人がある。社会保障の基盤についても株価が上がった。一部のお金持ちが利益を得たように見えるんですが、これによって年金の運用も53兆円もプラスになったんです。140兆円規模のものが53兆円になったということは、みんなの大切な年金の財政も厚くなったということではないか思います」

「世界においてはTPP11、日EU・EPA、これを日本がリーダーシップを発揮して締結に漕ぎ着けました。まさに今、保護主義が台頭するなか、自由で公正な新しい時代のルールを世界に示している状況を作り出すことができたと考えています」と実績を強調しました。

続いて「石破さんは安倍さんの政権運営をどうとらえているか?」と石破氏に問うと…
「うん」と返事をしたあと、したり顔で「私も4年間(安倍政権の)中にいてお支えをしましたので、ともに責任を負っているわけです」。

政権の中にいたというだけで、安倍政権の実績=手柄はちゃっかりいただいてしまおうというわけです。
ずる賢いというのは、こういうことを言うのでしょうね。

それより、一番呆れたのは「(安倍さんを)お支えした」と言える神経です。
安倍首相を支えた?ウソだろ?と思わずツッコミを入れたくなりました。

この5年9ヶ月、石破氏は事あるごとに安倍政権の足を引っ張るような発言をしていました。
世に援護射撃というのはありますが、陰湿な背後からの政府批判、個人攻撃…
これが同じ政権与党の人間かと思うような発言が目につきました。
ご本人はマイクを向けられて至極ご満悦なのでしょうが、左翼や反日メディアが喜ぶような発言を毎回してくれるので重宝がられているだけなんですが。

また、石破氏はこの日曜討論を含めて「地方にはいっぱいの伸びしろがある」と力説してきました。
一方、安部政権で石破氏が就いていたのは内閣府特命担当大臣です。
特命担当大臣は何人かいるのですが、石破氏が任命されたのは、「まち・ひと・しごと創生」を担当する地方創生担当です。
「地方創生担当」は言ってみれば「地方」と最も関係が深い主務担当なわけです。
まさに、ど真ん中の地方創生担当相を務めたにも関わらず、伸びしろをいっぱい残したまま、石破さん、アナタはその間一体何をなさっていたんでしょう?
伸びしろがいっぱいあるのに、実はたいしたことを何もしなかったということの裏返しではないですか。

また、石破氏は拉致問題では「全力を挙げていきたいと思っている」と語りましたが、全力を挙げる対象は本当に「拉致問題」そのものなんでしょうね?まさか、平壌(ピョンヤン)のために、ではないですよね?

石破氏は先月、東京と平壌に公的な連絡員事務所を設けるべきと主張し、「拉致問題の全面解決がなければ、何も進展しないというものからは脱却しなければならない」と述べました。
まずは拉致問題の全面解決からという考えを否定したわけです。

救う会の副会長で、福井県立大学教授の島田洋一氏は「安倍首相は(拉致被害者の)家族会や救う会とともに、経済制裁をはじめ北朝鮮に圧力をかけていく先頭に立ってきた。逆に、石破氏は無関心どころか妨害している印象すら持っている」とメディアの取材に答えています。

もったいぶった話し方で「○○はあってはならない」と至極当たり前のことや理想を連ねますが、石破氏に具体的な政策はほとんどありません。
理想を語ることはたやすいですよ、しかも安倍首相と違って責任がないですから。

自民党総裁選は明日20日に投開票を迎えます。
安倍首相は党所属国会議員の9割近くの支持を固めたと伝えられています。
あとは、党員票がどうなるかですね。

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中国のウイグル弾圧 強制収容100万人以上か 石平氏「青空監獄」と窮状を形容!

2018/09/16
中国・新疆ウイグル自治区ウルムチを警備する治安部隊=2009年7月(AP)
中国・新疆ウイグル自治区ウルムチを警備する治安部隊=2009年7月(AP)

スイス・ジュネーブで8月に開かれた国連の人種差別撤廃委員会で、「100万人以上が新疆ウイグル自治区の再教育施設に強制的に収容されている」と米国の人権活動家らが非難しました。
中国政府は大量拘束や強制的な収容について全否定しているようですが、同自治区の治安当局者が産経新聞に対して、再教育施設「教育・転化センター」に多数のイスラム教徒を強制的に収容している事実を認めたという報道がありました。

100万人とは驚くべき数字ですが、チベットでは100万人以上が中国側に殺されたと言われています。
100万人なんてありえない、嘘だと思いますか?
1966年から1976年までの10年間に中国では「文化大革命」と称する政治的大粛正によって、少なくとも数千万人が殺されたり自殺に追い込まれて命を落としています。
中国とは我々の想像を超えた、空恐ろしい国なのです。

ウイグルに話を戻しますと、ロイターの5月のコラムで、「ウイグル族にとって、逃げ隠れできる場所はどこにもない。監視対象の個人が自宅や職場から300メートル以上離れると、顔認識ソフトが自動的に当局に通報すると言われている。」「住民が個人の追跡を可能にするスマートフォン用アプリをダウンロードしないままだと逮捕される可能性がある。海外旅行をしたいと願うだけでも、逮捕の原因になる可能性があり、中国政府は出国者の家族を拘束し、強制送還を求めて政治的な圧力をかけたりもする。」と伝えています。

中国の事情に詳しい石平(せき・へい)氏によれば、ウイグルでは現在、国民監視システムに加えて、「安全検査」という名の強制検問も日常的に行われているようです。

新疆自治区は「青空監獄」
あらゆる施設で行われる身体検査


監視カメラと人工知能(AI)とを結合させた国民監視システムが、新疆自治区全体をカバーしていることはいうまでもないが、それに加えて、自治区のあらゆる公的場所では今、「安全検査」という名の強制検問が日常的に行われている。

銀行、郵便局、病院、百貨店、スーパーマーケット、映画館、自由市場、電車の駅などなど、あらゆる施設の入り口に検問所が設置され、出入りする人々は全員、身分証明書の提示を求められた上で、所持品のすべてや身につけているものまでを検査されているのである。

その結果、新疆の人々は街に出かけたり買い物したりして普通に生活しているだけで、1日十数回以上、場合によって数十回以上の検問を受ける羽目になっている。

ラーメン屋さんに入ってラーメン1杯を食べるために、あるいは公衆トイレに入って用を足すごとに、検査を受けなければならない。

銀行や百貨店や大型施設の場合、入り口に空港の安全検査と同様の機械が設置されているが、普通のラーメン屋さんや小さなスーパーマーケットの検問は文字通り「人の手」に頼っている。

つまり、入り口に大の男が立っていて、入ってくる人の体に両手を伸ばして指で触れながら、「異常なもの」を身につけているかどうか、を検査するのだ。
もちろん、相手が女性であってもお構いなし。「人権」なんか、なきもの同然である。

武装警察と政府要員による町のパトロールも日常化している。

新疆自治区の至る所で、自動小銃所持の武装警察がパトロールするのは日常的風景となっているが、そのために、中国政府は20万人の武装警察を新疆に派遣している。それでも足りないと思ったのか、政府はさらに準国家公務員としての「パトロール要員」を大量に雇っている。
あるいは各地の住民を「ボランティアパトロール隊」として組織化して町の監視に当たらせている。
そういう人々は推定100万人を超えており、政府当局は、自治区の隅から隅まで、監視の目を光らせているのである。

このようにして今の新疆自治区では、そこに住む人たち、特にウイグル人たちは、日常的に監視されたり検問されたりして、基本的な人権が恣意(しい)的に蹂躙(じゅうりん)され、人間としての尊厳と自由を奪われている。

ウイグル人たちの独立運動を力ずくで押さえつけるために、中国政府は今、新疆自治区全体を、まさに「青空監獄」にしてしまったのである。

産経ニュース https://www.sankei.com/column/news/180823/clm1808230006-n1.html


日本にもウイグル族の人たちが暮らしています。
故郷の親族の安否を心配しながら過ごしている人たちがいることを是非知ってください。

中国のウイグル弾圧 日本在住の親族ら悲痛な叫び
死因の再診断許されず


「男たちが弟のもとに来て『ただの教育施設だ。1カ月で帰ってこられる』と言って連れていったらしい」。関東在住の40代のウイグル族女性、ザイトゥナさん(仮名)は昨年9月、新疆にいる弟が再教育施設に連行されたと連絡を受けた。1カ月たっても弟は帰ってこず、故郷にいる母親が問い合わせても、警察は「わからない」と繰り返すばかり。8カ月がたったころ、急に警察から「心臓病で亡くなった」と母親に連絡が入った。

「母は泣きながら何度も警察に問い続けたようです。『なぜ連れて行かれたのですか。何の罪があったのですか』と。しかし、警察は何も答えてくれなかった」とザイトゥナさんは涙を浮かべる。弟の遺体の引き取りは断られ、死因の再診断も許されなかった。

日本ウイグル協会のイリハム・マハムティ会長(49)によると、連行対象となっているのは、ウイグル族のほか、新疆に暮らすカザフ族や回族などのイスラム教少数民族ら。イスラム過激思想や分離主義的な思想の持ち主と疑われた者のほか、イスラムの礼拝を実践しているだけの者や、国外への渡航歴がある者、国外在住の親族がいるだけの者も含まれるという。

ザイトゥナさんは、弟が毎週、イスラム教徒にとって大切な金曜礼拝に通っていたことが、連行の原因ではないかと考えている。


Uighur_2009HP.jpg
人権弾圧が続くウイグル

共産党思想の暗記できなければ虐待

再教育施設の元収容者男性にインタビューした米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、施設内では中国共産党の思想などの暗記教育が施され、暗記できなければ食事や睡眠はおろか座ることも許されないなどの仕打ちを受けると伝えている。

習近平国家主席を礼賛する歌を歌うのも日課で、規則に従わない者は「水責め」や立ったまま長時間拘束されるなどの虐待を受ける。食事環境は劣悪で、イスラムで禁じられている豚肉やアルコールを強要されることもあったという。

こんな例もある。

日本に留学しているウイグル族女性は、すでに定年退職を迎えて静かな老後を過ごしていた60代の両親が再教育施設に連行された。「きっと私が日本に留学しているからだ」。両親が今どうなっているのかは全くわからず、「一刻も早く無事に帰って来てほしい」と祈る日々だ。

また、17年前から日本で暮らすウイグル族男性も昨年、甥といとこ(女性)が連行対象となった。甥は海外への留学経験があったことが、いとこは女性のイスラム教徒が頭部を覆うベールを着用して親族の葬儀に参列したことが原因になったとみられるという。


二度と戻れない

こうした中、新疆にいるウイグル族は当局からにらまれるのを恐れ、海外の親族とは連絡を取りたがらなくなった。国外在住のウイグル族は、親族の近況や無事さえ確認することができない状況だ。

日本国籍を取得しているザイトゥナさんも、親族から「新疆には二度と戻らないほうがいい」と言われ、母親と会うことや父親の墓参りはもうできないと覚悟している。

「私はずっと中国を、自分の祖国として誇りに思ってきた。中国が大好きだった。でも今はその感情は一切ない。中国当局のウイグル族に対する一連の行動は何も解決しない。憎しみを生むだけだ」。ザイトゥナさんは、こう訴えた。

産経ニュース https://www.sankei.com/world/photos/180913/wor1809130003-p1.html

安倍批判や反日宣伝のためならフェイクニュースまで流す日本の左翼メディアですが、こうした悲痛な叫びは取り上げようともしません。
日ごろ「人権、人権」と叫ぶ左翼の議員たちも同じです。

石平氏は件のコラムでこう警告しています。

「国家と民族の独立を失ったウイグル人たちの悲劇は、われわれにも多くのことを教えてくれるはずである。」
「中国共産党が、どのような政権なのか、国家と民族の独立を中国によって奪われていたらどのような結果となるのか、われわれは心の中で銘記しておくべきであろう。」


チベット・ウイグルを侵略した中共は、日本の尖閣・沖縄を虎視眈々と狙っています。

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大坂なおみ選手の帰国会見 テニスに無関係の低レベルなマスコミの質問にSNS上で疑問噴出!

2018/09/13

帰国した大坂なおみ選手

日本のマスコミの報道姿勢や劣化はこのところずっと指摘されていることですが、帰国した大坂なおみ選手の記者会見はまさに問題の多い日本のマスコミを象徴するような低レベルな質問が多く見られました。

大坂なおみ帰国会見、テニスに無関係の質問にSNS上で疑問噴出

テニスの全米オープン(OP)で4大大会シングルスの日本勢初優勝を果たし、女子の世界ランキングで自己最高7位に浮上した大坂なおみ(20)=日清食品=が13日、横浜市内で記者会見を行った。

会見では、「インスタグラムにどんな写真を載せたいか」「大事にしている日本語」「日本語をどう学んでいるのか」「海外の報道で古い日本人像を考え直すきっかけになっているとあるんですが、ご自身のアイデンティティを含めてどのように受け止めているか」などの質問があった。

こうした質問にSNS上では…

「大坂なおみさんの記者会見でテニスと無関係の質問をする記者が多いなあ。将棋の藤井さんに対してもそうだけど、日本のマスコミのダメさを一番ハッキリと痛感するのが記者会見だよ。なんでこういう知識のない人間を記者として送り込むのか。メディア各社の意識が低過ぎる」。

「大坂なおみの会見、マスコミの質問の質があまりにも低すぎて、いたたまれない気持ちになる」。

「大坂なおみ選手のインタビュー見ているが、ここまでの日本のマスコミの質問のレベルの低さに恥ずかしくなり、大坂選手に申し訳ない気持ちで一杯になった。セリーナとの歴史的な試合に誰もひと言も触れない。情けない。ワイドショーばかりで専門誌のライターなどはいなかった?大坂選手に失礼」。

「記者たちの質問が酷すぎる…国籍とかアイデンティティだとか日本語勉強法だとかそんなことよりテニスのこと聞けよ…失礼すぎるわ…」。
「大坂なおみ選手に「日本語で大切にしている、好きな言葉は?」という質問必要?」など疑問の声があがっていた。

スポーツ報知 https://www.hochi.co.jp/sports/ballsports/20180913-OHT1T50074.html

以下は、ネットの声です。

確かに酷くて、情けない会見でした。
他のスポーツでもそうですが、競技に関係した質問の後別の質問するのならマシですが、アスリートとアイドルとの対応が同じで、見ていて恥ずかしい!
各社の担当者はもっと勉強すべきでは?
外国記者とは雲泥の差です!

あまりにつまらない質問ばかり…
「ワタシに聞きたいことがあまり無いのかな(実は興味がないのかな)?」と同じ立場なら感じてしまうと思う。

テニスやってる小学生の方が間違いなく有益な質問するよ。

ほんとに、くだらない質問多かった。
インスタの写真なんて、あとで見ろよと思ったし。うけねらいして、どうするんだよ。
多分、挙手してから当てられて、会社名、名前を言っていたと思いますが、次の人が話し出すまでに間がありすぎ。
大事な時間で、眠い中、きてくれているんだから。

会見を凄く楽しみにしていたのに、まあ下らないお決まりの質問ばかり。
海外の要人がきても、俳優やアーティストがきても、アスリートにも同じ質問。

ワイドショーのレポーターは排除でスポーツ関係の記者でお願いしたい
所詮ワイドショーのレポーターは面白がってるだけ

スポーツだけじゃなく、海外の映画俳優、女優、監督とかの来日会見やインタビューで、映画の内容や演技にほとんど触れず、
「好きな異性のタイプは?」
「日本の男性/女性をどう思う?」
「日本で何が食べたい?遊びに行きたい場所は?」
「覚えた日本語は?」
みたいな質問ばかりしたり、番組のポーズ取らせたり、番組の出演タレントの名前呼ばせたり、カタコトの日本語喋らせたり、恥ずかしいからやめて…
と思うのと同じ事をアスリートにまでしている…

本当に日本のマスコミってくだらない。

私もインタビューを見ていたが、あまりにも質問がお粗末だった。
テニスに関係ないことは元より、似たような質問も重なる。
質問するマスコミは、もっと専門的な質問内容を事前に検討してほしい。
全体的に専門的な質問が出揃った後に、一つ二つのフランクな質問があっても構わないが。
ただし、今回はセリーナのブチ切れが、決勝戦や表彰式を台なしにした経緯もあるので、大阪選手の感情も忖度して、そこを日本のマスコミがズケズケと突き回さなかったことは評価したい。
アメリカでの記者会見では、そこをほじくり返して大阪選手に涙を浮かばせていたから。

そういうマスコミに育てられたから視聴者が幼稚になり
今テレビを見てる層の大半だからね

セリーナとの試合はどうだったか、なぜ勝てたと思うのか、今年と昨年までの違いは?
勿論ニュースなどで知っているが、そう言うことを本人の口から改めて話して貰える質問をして欲しかった。
マスコミの低レベルさが目立つ。

どんなにしょうもない質問にも笑顔で礼儀正しく応えてくれていた姿に純粋で素直な彼女の人間性をみた。
彼女に日本人としてのアイデンティティを問うた記者は自らを省みる必要があると思う。
恥ずべき愚問だった。
今後、記者会見をする場合はワイドショーのリポーターやテレビ局のアナウンサーの質問は会見のいちばん最後にするように調整してほしい。


ブログ主も20分ほど会見を見たのですが、決勝やテニスに関する質問は少なく、同じような要求を繰り返して大坂選手を少し呆れさせる場面もありました。

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ちょっと呆れ気味な表情を見せる大坂選手(帰国会見のテレビ中継より)

テニスについての質問が少なかったためか、「私の試合について聞いていたんですよね?」と通訳に質問内容を確認する場面もありましたし(実は試合ではなく、試合後のことについての質問でした)。

スポーツ新聞の記事なら少しはマシかと思ってネットで確認したのですが、日刊スポーツは軽薄な質問ばかりをあえて選んだのかと思うようなアホ記事、スポニチは大坂選手の回答の真意とはちょっと違うズレた見出しを掲げていました。
今回のブログで取り上げた「テニスに無関係の質問に疑問噴出」は、スポーツ報知の記事です。

おもしろいなと思ったのは、アホ丸出しの日刊スポーツは朝日新聞系、違うんだよなのスポニチは毎日新聞系、会見に疑問を投げかけるネットの声を取り上げたスポーツ報知は読売新聞系だったことです。
日刊スポーツは全国で4社から発行されているのですが、沖縄で印刷・発行委託されているのは、あの悪名高い沖縄タイムス社です。

なんとわかりやすい縮図でしょうか、これはもう笑うしかありませんね。

人気者の大坂選手ですから、これからますますマスコミの取材攻勢が激しくなると思います。
低レベルな日本のマスコミのせいで大坂選手が日本嫌いにならないことを祈るばかりです。

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【全米テニス】「大坂選手にしたことは恥ずべきことだ」 米メディアがセリーナや観客、大会関係者を酷評

2018/09/11
全米オープンテニスの女子シングルス表彰式でブーイングに涙する優勝者の大坂なおみ。右は準優勝のセリーナ・ウィリアムズ(ロイター)
全米オープンテニスの女子シングルス表彰式でブーイングに涙する優勝者の大坂なおみ選手。右は準優勝のセリーナ・ウィリアムズ(ロイター)

米国が自国の選手に期待を寄せることは当たり前だとしても、全米オープン女子テニスの決勝と表彰式には後味の悪さが残りました。
完全アウェーの中で勝利した大坂なおみ選手をただただ称えてあげたい気持ちになったのも日本人ということはもちろんありますが、その異様な雰囲気に押し潰されることなく「我慢」を重ねて闘った姿や、彼女の素直で愛らしい人柄に大いに好感を持ったからです。
表彰式の涙のインタビューなんて見ていて本当に可哀想でした。

米国のスポーツマンシップも地に落ちたものだとガッカリしていたのですが、翌日の米国メディアには意外にも胸がすく論調のものが多かったようです。

「大坂選手にしたことは恥ずべきことだ」

米ニューヨークで8日行われたテニスの全米オープン女子シングルスで大坂なおみ選手が優勝した試合について、米メディアは9日、対戦相手のセリーナ・ウィリアムズ選手の主審に対する抗議や、それを甘受した観客や大会関係者を酷評し「全米テニスが大坂選手にしたことは恥ずべきことだ」などと批判する記事を一斉に掲載した。

9日付の大衆紙ニューヨーク・ポストは作家モーリーン・キャラハン氏の論評を掲載。表彰式で観客が大坂選手にブーイングし、全米テニス協会の会長が「私たちが求めた結末ではなかった」「セリーナは王者の中の王者」と述べるなど、勝者を侮辱するような対応をしたと指摘した。

ウィリアムズ選手も大坂選手をきちんとたたえなかったなどとし「これほどスポーツマンシップに反する出来事は記憶にない」とこき下ろした。一方で「キャリアが始まったばかりの若い大坂選手は、コートの内外で闘志や決意、成熟ぶりを示した」と称賛した。

同紙の別の記事は、「ウィリアムズの自己崩壊」と表現。表彰式で泣き続けた大坂選手にとって「覇者として純粋な喜びの瞬間であるべきだった」と指摘した。

ニューヨーク・デーリーニューズ紙も「セリーナのラケット(破壊行為)が大坂を祝福すべき時を奪った」との記事で、主審に謝罪を迫ったウィリアムズ選手に対し「謝罪を受けるに値するのは大坂だ」と断罪した。(共同)

Zakzak by 夕刊フジ https://www.zakzak.co.jp/spo/news/180910/spo1809100013-n1.html

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「日本の文化がすべて好き」という大坂なおみ選手のプロフィール(産経新聞より)

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【全米テニス】大阪人もびっくり!
大阪出身の大坂なおみ快挙に祝福の声「東京五輪で金メダルを」


女子テニスの大坂なおみ(20)が8日、ニューヨークで行われた全米オープンのシングルスで初優勝し、日本勢初の四大大会を制覇したことに、ゆかりのある大阪からも喜びと祝福の声が次々と上がった。

大坂は日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親を持ち、大阪市出身。3歳のときにアメリカへ渡り、現在はフロリダを拠点に活動している。

学生時代にテニス経験があるという東大阪市の会社員、知田剛さん(35)は「善戦してくれればと思っていたが、まさか初めての決勝で元世界女王を破るとは。20歳なのに精神力がすごい」と絶賛した。

ニュース速報で優勝を知ったという大阪市東住吉区の大学生、吉本智奈美さん(21)は「出身が大阪とは知らなかった」と驚いた様子。同区の同級生、多田康生さん(21)は「一気に親近感がわいた。ぜひ大阪に来て試合を見せてほしい」と笑顔で話した。

大阪市浪速区の主婦、金沢由貴子さん(66)は「大坂という名字だから気にはなっていた」といい、「若いからもっと成長できるはず。東京五輪でも活躍してほしい」とエールを送った。

ツイッターでは、「おめでとうございます」(松井一郎大阪府知事)、「大坂さん、すごい!日本人初、グランドスラム優勝おめでとうございます!!大坂さんは、大阪府大阪市出身で、北海道にもゆかりがあります。元気づけられます」(吉村洋文市長)などのメッセージも寄せられた。

産経ニュース https://www.sankei.com/west/news/180909/wst1809090023-n1.html

日本ブランド「コム デ ギャルソン」のドレスで優勝トロフィーを掲げる大坂選手
大坂選手が晴れの舞台(ロックフェラーセンターのフォトセッション)に選んだのは日本ブランド「コム デ ギャルソン」のドレス。

【全米テニス】大坂なおみの偉業に「カリブの島国」も熱狂
父の出身地「誕生日はハイチでお祝いを」「国民の誇りだ」。


テニスの全米オープン女子シングルスで大坂なおみ選手(20)=日清食品=が日本女子で初優勝したことについて、大坂選手の父親の出身地、カリブ海の島国ハイチでも偉業をたたえる声が広がった。

中南米の最貧国とあってテニス選手の人口は少ないが、ゆかりのある大坂選手の活躍は地元メディアが連日大きく報じ、試合も生中継された。

岡山大に留学経験のある首都ポルトープランスの歯科医、マック・ケビン・フレデリックさん(45)は「大坂選手の10月の誕生日にはぜひ、ハイチに来てもらい皆でお祝いしたい」と話した。

ハイチ出身で隣国キューバ在住のイラリオ・バティスタ・フェリクスさん(63)は「大国だけではなく小さな国々の人たちにも勝利の血が流れていることを証明した」と喜んだ。(共同)

産経ニュース https://www.sankei.com/sports/news/180909/spo1809090019-n1.html

大坂選手は現在、日本と米国の二重国籍ですが、テニス選手としては日本を選択して、つまりは「JAPAN」を背負って試合をしています。
ハイチ出身のイラリオさんが言った「大国だけではなく小さな国々の人たちにも勝利の血が流れていることを証明した」という言葉は胸に沁みます。
敬愛すべき人と同じ血が流れているだけで誇らしく嬉しいわけです。

拙ブログでも二重国籍や帰化した人を取り上げたりしますが、その対象はこれまで日本のためにならない特別な人たちだけでした(例を挙げれば、蓮舫氏、福山哲郎氏、白眞勲氏…あれ?立憲民主党の議員センセイばかりですね、笑)
左がかったみなさんはすぐ「差別だ」「レイシストだ」などと中指を立てて発狂しますが、日本を貶めたり、国益を損なう言動が見られる特定のみなさんに対する批判であって、日本に愛を感じている人、日本が本当に好きな人をその一点のみで批判するわけがありません。

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日本人史上初の偉業 大坂なおみ、全米オープンテニスの女子シングルスで優勝! 「困難な時にあって、日本中に元気と感動をありがとう」と安倍首相

2018/09/09
全米オープンテニスの女子シングルスで初制覇を果たした大坂なおみ選手(ロイター)

テニスの全米オープン女子シングルス決勝で8日(日本時間9日)、大坂なおみ選手(20)=日清食品=がセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)に6―2、6―4のストレート勝ちを収め、日本選手初の四大大会制覇を果たしました。
喜ばしいことですね。
大坂なおみ選手、おめでとうございます!

安倍晋三首相も自身のツイッターで「全米オープンの優勝、おめでとうございます。四大大会で日本選手初のチャンピオン」と大坂選手の偉業を讃えるとともに、最大震度7を観測した北海道の大地震を踏まえて「この困難な時にあって、日本中に、元気と感動をありがとう」と感謝の言葉を述べました。

安倍晋三首相も自身のツイッターで大坂なおみ選手に賛辞。

天真爛漫な大坂選手の試合後のインタビューは常に観客の笑いを誘い、BNPパリバ・オープンでツアー初優勝を飾ったときのナオミ語録「これは、おそらく史上最悪の受賞スピーチになりそうです」が全米で絶大な人気を博したのも記憶に新しいところです。
今回の全米オープンでも大坂選手の爆笑インタビューや可愛らしい発言がファンを魅了していたようです。

試合後、おなじみの珍問答が話題
「最高のインタビューをする数少ないプロ選手」


テニスの全米オープンは6日(日本時間7日)、女子シングルス準決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)が同14位で前年準優勝のマディソン・キーズ(米国)に6-2、6-4のストレート勝ち。試合後は決勝で対戦する女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)に対し「アイ・ラブ・ユー」と発言するなど、爆笑インタビューを展開。米国で「Naomi Osaka」がツイッターでトレンド入りするなど、世界中のファンに「なんて可愛いらしいの」と笑いを誘っている。

米ツイッターでトレンド入り「オオサカには爆笑だよ」

「ナオミ・オオサカは凄すぎる! 最高のインタビューをしてくれる数少ないプロアスリート」

「ワオ、私も愛しているわ」

「なんて魅力的なの。結果がどうなろうと、彼女とセレーナも最高のプレーを見せてくれると祈っているわ」

「彼女は最高じゃないか」

「オオサカには爆笑だよ。決勝の相手への一言で、セリーナに愛していると言うなんて!」

「最高に可愛らしい」

「なんて可愛らしいの」


ツイッター上では、このように大反響を呼び、「Naomi Osaka」が米国でトレンド入りする事態に。

「オー・マイ・ゴッド。ナオミ・オオサカはあまりにキュート! まだ20歳なのに全米決勝でセリーナと戦おうとしている。試合後のインタビューは本当に可愛らしくて真剣… 彼女に土曜日、本当に勝ってもらいたいわ」と熱烈なエールも届いていた。

THE ANSWER https://the-ans.jp/news/36027/

決勝前にはこんなほほえましいニュースも伝えられていたのですが…

【全米テニス】大坂なおみの優勝にブーイング
20歳の新女王が涙の謝罪「こんな終わり方ですみません」


 【ニューヨーク=上塚真由】テニスの全米オープン女子シングルス決勝で8日(日本時間9日)、元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ(36)=米国=を6-2、6-4のストレートで破り日本選手として初優勝を飾った大坂なおみ(20)=日清食品=に、客席からブーイングが浴びせられた。

「子供の頃から決勝でセリーナと戦うことを夢見てきた。でも負けるような夢は見ていない」。そう語っていた大坂は、日本選手初の四大大会制覇の偉業を成し遂げると、憧れのS・ウィリアムズから抱きしめられ祝福された。母親やコーチが見守る客席に駆け寄った。コートサイドのベンチに戻ると、しばらく頭からタオルを被って優勝の喜びをかみ締めた。

しかし、試合は客席からのコーチング(指導)の疑いで警告を受けたS・ウィリアムズが、主審を「嘘つき! 謝れ!」などと罵るなど荒れた展開となっていた。表彰式が始まると、S・ウィリアムズの出産後初の全米制覇を期待していた客席からブーイングが起こった。

大坂の目から涙がこぼれ落ちた。S・ウィリアムズに肩を抱かれても表情は硬いまま。偉業達成の感想を問われた優勝インタビューでも涙をこぼし、異例の言葉を口にした。

「ちょっと質問じゃないことを語ります。みんな彼女(S・ウィリアムズ)を応援していたのを知っている。こんな終わり方ですみません。ただ試合をを見てくれてありがとうございます。本当にありがとう」

そして、S・ウィリアムズにお辞儀をして「プレーしてくれてありがとう」。プレー中とは正反対の弱々しい大坂の姿に、ブーイングを浴びせていた客席が一瞬、固まった。

産経ニュース https://www.sankei.com/sports/news/180909/spo1809090007-n1.html

愛されキャラの大坂選手に「観客からブーイング」と伝え聞いて、ブログ主は「え、ええっ?何で?」という疑問から何とも腑に落ちない、複雑な気持ちになりました。

試合の流れはというと…

第1セット 大坂が先にブレークに成功→セリーナにサーブミス目立つ→第5ゲームでもブレーク成功→大坂が第1セットを6―2で先取

第2セット 第4ゲームでセリーナが初ブレーク→第5ゲームで大坂がすぐブレークバック→自分のプレーに納得がいかないセリーナは苛立ち紛れにラケットを地面に叩きつけて破壊→第7ゲームで大坂がブレーク奪取→審判に激しく抗議を繰り返すセリーヌ→3度目の警告を受け、大坂に1ゲーム与えられる→6-4で第2セットも連取

会場は異様な雰囲気に包まれていたようですが、自ら崩れていったセリーナに対して、大坂選手は表情一つ変えずに冷静なプレーを続けて勝利を収めました。

主審に猛抗議するセリーナ・ウィリアムズ=ニューヨーク(ロイター)
主審に猛抗議するセリーナ・ウィリアムズ=ニューヨーク(ロイター)

完全アウェーとも言える雰囲気の中で、冷静さを失わなかった大坂選手の精神力の強さには脱帽です。
表彰式でセリーナ選手に「プレーをしてくれてありがとう」とお辞儀をした謙虚な姿勢にも日本人の善き姿を見た気がします。
「こんな終わり方ですみません」と言ってしまうところもまた、良くも悪くも、まんま日本人ですよ。

大坂選手はハイチ出身の父、レオナルドさんの手ほどきで選手として成長したようですが、お父さんが「テニス選手としての国籍」を「日本」にしてくれていたことには大いに感謝ですね。
米国のメディアは冷静に試合を分析しているようです。

米メディア、大坂なおみV速報
関心の的はS・ウィリアムズの抗議「永久に記憶される」「けちがついた」


APは「この試合はウィリアムズが主審と衝突し謝罪を求めたことで永久に記憶されるだろう」と指摘。しかし「ウィリアムズにとって最大の問題は、日本人初の四大大会勝者となった20歳の若い大坂に敗北したことだ」と解説した。

有力紙ニューヨーク・タイムズ電子版は「主審とのやりとりで試合にけちがついた」としながらも、「大坂はサーブでウィリアムズを圧倒した」とたたえた。

CNNテレビのコメンテーターは、本来は出産後のウィリアムズ復帰を祝う大会だったが「素晴らしい大坂のプレーをみなでたたえるべきだ」と述べ、混乱よりも、若いスターの誕生として今大会を記憶すべきだと主張した。(共同)


全米オープンテニスの女子シングルス表彰式で優勝トロフィーにキスをする大坂なおみ選手=ニューヨーク(AP)
全米オープンの表彰式で優勝トロフィーにキスをする大坂なおみ選手=ニューヨーク(AP)

優勝トロフィーを掲げる大坂なおみ選手=ニューヨーク(USA TODAY Sports・ロイター)
優勝トロフィーを掲げる大坂なおみ選手=ニューヨーク(USA TODAY Sports・ロイター)

全米制覇の大坂なおみ、今一番したいこと「抹茶アイスクリーム食べたい!」

大坂が今季から師事するドイツ人のサーシャ・バイン氏(33)は、かつてS・ウィリアムズの練習パートナーを務めていた。「スロー・スターター」という情報を含め、S・ウィリアムズ対策は頭に入っていた。

この試合、特筆すべきは大坂の精神力だった。これまでの大坂は、一つのプレーをきっかけに大崩れすることもあった。試合中に涙を流すこともあった。

「会場に入る前の時点でアウエーということは分かっていた。それを考えるよりも、彼女(S・ウィリアムズ)とこの大舞台で戦うことは光栄だ、名誉なことだと言い聞かせていた」

サーシャ・バインコーチと抱擁する大坂選手
サーシャ・バインコーチと抱擁する大坂選手

警告を受けて冷静さを失ったS・ウィリアムズとは対照的に、抗議で試合が中断する間も、明らかにS・ウィリアムズびいきの歓声の中でも平常心を保ち続けた。優勝を決めた試合後も「習慣」通りにバナナをパクっ。エネルギーバーも口に入れた。

「目標は変わらず、今までも勝ちにいっていた。次のグランドスラム(四大大会)も優勝を狙いたい」
「我慢」のプレーで頂点に立った大坂には、もう一つ我慢していたことがあった。今一番したいことを聞かれると、日本語で「抹茶アイスクリーム食べたい!」。

2週間の大会中我慢していた好物が、自分へのご褒美だ。

産経ニュース https://www.sankei.com/sports/news/180909/spo1809090014-n1.html

いいですね、抹茶アイスクリームですか(笑)

自戒を込めて言うのですが、日本には今、「我慢」ができない人が増えています(日本人のような顔や「ふり」をしていても、心が日本人じゃない方々には最初から期待していませんが)。
日本人の美徳とされてきた精神が失われていく背景には、日本人としての誇りを持ちにくくするような歪められた歴史がまかり通っていることもあるでしょう。

歴史云々についてはここでは置いておきますが、こんなに若くて素晴らしい選手がいることを日本人として大いに誇っていいと思います。
とくに若い皆さんに刺激と自信を与えてくれたものと思います。
弱冠20歳でこんな大きな大会を制した大坂選手…この先が本当に楽しみですね。

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