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《ボク、この国のことを愛してるだけやで!》お笑い芸人ほんこんさんの無双コメントには日本への愛と覚悟があった!

2019/12/23
ABCテレビ(大阪市)のニュース情報番組「教えて!NEWSライブ 正義のミカタ」のパネリストでお笑い芸人、ほんこんさんが人気だそうですね。
正論を吐く芸人として、ほんこんさんの名前は聞いていましたので、前から気になっていたのですが、産経新聞の12月18日付朝刊にインタビュー記事が掲載されました。

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はっきりした物言いが共感を呼んでいる、お笑い芸人ほんこんさん

--番組での政治に関する発言が注目されています。

こういう番組に出ることになり、もっと自分で勉強せなあかんと思いました。最初はスタッフから、こういう感じでとカンペも出されたが、徐々になくなりました。でも、まちごうたことを言うてはいけない。二択ならこっちやろうな、あるいは「分かりかねます」という言い方も意識してするようになりました。

--国政では野党に厳しい発言が目立ちます。

昔から「平和」とか「平等」とかが大事だと思っていたので、むしろ共産とか社会とかそっちから入ったんです。金権政治の自民党に代わり、民主党政権ができたときは、良かったと思った。純粋にそう思って旧民主に入れたのに、3年でああいう結果になった。いろいろ言うばっかりで何もできてないやん。それなら、金に汚くても結果を出せる自民党政権の方がよいと考えてます。

--東京では放送できないような、はっきりした物言いが受けているようです。

どんな兼ね合いがあるのか、東京は気にしすぎですよね。気取ってんのかな、怖がってんのかな。日本の中心なんやから、本当はそっちで発信してもらったらいいのに。

--日韓関係の議論はいつも白熱します。

韓国側のゲストの人たちとは仲良しですが、事実関係が異なる、つじつまが合わないことも言われますからね。
情報収集は評論家、専門家のコメントを見たり、ネットに上がった産経さんの記事も読んだりします。飲みに行った場所で、在日の方から生の声も聞きます。でも生の声を一人聞いたからといって、それを全員の声のようにいうのはいけません。


--日韓請求権協定については、自ら調べて臨んだとか。

ある程度、賢い中学生なら分かります。1965年に日韓基本条約を政府間で調印したことは、歴史の事実として写真もあるしサインもある。なぜそれがほごにされるのか理解できない。日本が個人請求はちゃんとしましょうと言うたのに、いや全部政府にくださいと向こうは言った。にもかかわらず、自分の国民に対して何もしてこなかった。

日本は竹島問題や尖閣の問題も抱えています。日本の野党は領土問題にまったく無頓着なんですかね。この国を明け渡してもよいと思っているのか。香港の民主化運動に対しても、アメリカは香港人権法を通している。何で日本の国会は何もやらんのか。桜がどうとか議論してるけど。

--政界から接触はありませんか。

もうそろそろかとも思ったけど、まったく来ないです(笑)。出馬など考えていませんけど、どうしてこんな議員がいるのか、という問題意識は言うようになりました。

--シベリア抑留を経験したお父さんを尊敬していると聞きました。

最前線の激しい戦闘は経験してないでしょうが、おやじは捕虜でパッと連れていかれて、寒さで奥歯が無くなって帰ってきました。「ぎょうさん人が死んでいきよったで」とよく聞かされました。

放任主義で、吉本に行くというときも「あ、そうか」というくらいでした。根底には若い時に捕虜に行って、やりたいこともやれなかったという気持ちがあったんですかね。だから、僕の考えの中にも戦争のない世の中にしたいというのがあんのかな。


--この国を愛すると普通に口にしていますね。

ぼくはサッカー好きだから、あれはインターナショナルなもので、愛国心出してないやつはいてません。国じゃなくて、地域でもいい。もっと言うたら地球。宇宙人が攻めてきたら戦争なくなるかな。

愛国心とか愛国という言葉を使ったら、右翼団体みたいに言われる。祝日に日章旗掲げてる家の方ってステキじゃないですか。戦後教育が間違っていた部分があったんちゃいます。


【プロフィル】ほんこん(HONKON)
昭和38年生まれ、大阪市東淀川区出身。吉本興業所属。バラエティー番組や劇場での活動のほか、情報番組のパネリストを務める。時事問題について自分の考えをまとめた著書「日本のミカタ ボク、この国のことを愛してるだけやで!」(ワニブックス)も話題。趣味はサーフィン。


短いインタビューでしたが、自分と似たような体験をしたり、領土問題や野党に同じような思いを抱いているなど、共感する部分が多いと知りました。

ただ、気になったのは、「東京では放送できないような、はっきりした物言いが受けている」云々のやりとりです。
ほんこんさんは「どんな兼ね合いがあるのか、東京は気にしすぎですよね。怖がってんのかな」と受け流していましたが、かつてドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)に子役の頃から出演していた俳優・えなりかずきさんが、関西のバラエティー番組ではタブーなしに発言できるが、「東京では『竹島』というキーワード自体がNG」などと業界の内情について話したことがありました。

放送法4条では放送事業者に政治的公平性を求めており、それらの絡みがあるとしても、例えば「竹島は日本の領土」というのは事実ですから「韓国の言い分は間違いだ」と発言したっていいはずなのですが、「竹島」というキーワードそのものがNGとはまったくおかしな話です。
もっとも、放送業界でなくても、今、この国は「日本ヘイト」は許されても、かの国や半島の人に対して声を上げようものなら、やれ「ヘイトだ」「レイシストだ」と非難される、おかしな国になってきていますからね。

ほんこんさんには、物言わぬ多くの日本人の代弁者として、「これでいいんかい」「正論やで」と、はっきりと物申していただきたいと思います。
この国が好きで、確固たる信念と覚悟を持つ、ほんこんさんのコメントだからこそ、多くの人の共感を呼ぼうというものです。

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■ほんこんさんの著書ご紹介

日本のミカタ - ボク、この国のことを愛してるだけやで! - (ワニブックスPLUS新書)
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