
あの悪夢の時代、民主党を率いた鳩山由紀夫元首相が25日、新たな政治団体「共和党」の結成に向けて初の準備会を東京都内で開きました。
「日本の政治に一言、二言、申さなければならない。次の日本の姿を皆と一緒に考えていく」と意気込みを語ったようですが、「冗談じゃない!引っ込んでろ!」と言いたくなりますね。
産経新聞によれば、「共和党」では鳩山氏が代表を意味する「棟梁(とうりょう)」に、首藤信彦元衆院議員(民主党)が党首を指すという「物差(ものさし)」に就く見込みだとか。
党への参加については、加点方式の項目を掲げるとかで、「共和党理念および日本の幸福への同意」30点▽「日本の独自外交戦略およびアジア重視外交姿勢」20点▽「死刑廃止」5点-など、その得点合計が党員は60点以上、候補者は80点以上必要なのだそうです。
民主党幹事長時代「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」発言鳩山由紀夫と言えば、民主党幹事長時代の2009年4月には外国人参政権について「参政権くらい付与されるべき」「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」と発言し、ネットなどで非難が殺到、“騒動”にまでなりました。
観光目的ではない中国人や韓国人が日本になだれ込んでくる光景を想像してみてください、日本国籍もない中国人や韓国人に参政権を与えるなんてゾッとしますよ。
おとなしい日本人は早晩、日本に住めなくなるでしょうね。
第93代の内閣総理大臣に就任後は、まず環境問題について、地球温暖化防止に向けて、日本の2020年までの温室効果ガスの削減目標を「1990年比25%削減」などと国際社会に向けて無責任極まる約束をしてくれました。
沖縄の普天間飛行場移設先「最低でも県外」発言で大きな混乱沖縄の普天間飛行場移設先については「最低でも県外」と述べ、大きな混乱を招くとともに、この無責任な公約が反基地派や左派を勢いづかせ、沖縄県民の分断へとつながっていきます。
この県外移設に関しては米国からも強烈な反感を買い、2010年に当時の大統領オバマとのたった10分の意見交換について、ワシントン・ポスト紙から「ルーピー(間抜けな、頭がいかれた)日本国内閣総理大臣」と揶揄され、その呼称はその後も使われ続けることになります。
産経新聞は、鳩山由紀夫を「憲政史上に残るほど愚劣な宰相」と評し、日本経済新聞は、社説にて普天間基地移設の失敗を「罪万死に値する失政」と評しています。
訪中と尖閣をめぐる問題発言には『国賊』の批判も!政界引退後は、一貫して古巣の自民党政権及び民主党を非難する持論を展開。
2013年1月には中国に招かれ、日本政府が繰り返し「日本固有の領土」と説明してきた尖閣諸島について、「中国の立場から言うと日本に尖閣諸島を盗まれたと思っても仕方がない」「日中間の係争を認めるべきだ」と発言。当時の小野寺五典防衛相は「理解できない。『国賊』という言葉が一瞬、頭をよぎった」と批判しました。
『国賊』の誹りは免れませんよ。
尖閣諸島が日本固有の領土であることは歴史的にも国際法上も明らかであり、政府は領土問題は存在しないとの立場をとっているのに、元首相が「日中間の係争を認めろ」と言うのですから。
小野寺氏も「日本の元首相発言として(中国が)宣伝して国際世論を作られてしまう」と懸念を示したものでした。
産経新聞は、中国が鳩山を招いたのは親中的な鳩山に中国の立場を吹き込み、政治的に利用する狙いがあったため、としています。
ロシアのクリミア併合を正当化「クリミア住民が編入を希望した」2015年3月、ロシアが一方的に併合を宣言し、日本はじめ先進7カ国がいずれも承認していない併合地のウクライナ南部クリミア半島を訪問しました。
「世論調査では、(クリミア)住民は編入を希望した」と発言した鳩山に対し、自民党の高村正彦副総裁は「『力による現状変更は認めない』という日本の立場に誤解をもたらし、国益に反して遺憾だ」と批判、米国務省当局者も「日本政府と同様、われわれは鳩山氏の訪問とコメントに深く失望している」との声明を発表しました。
訪韓と土下座「謝罪は韓国がもう謝らなくてもいいと言ってくれるまで」2015年8月には韓国・ソウルの西大門刑務所跡地を訪問、追悼碑前でひざまずいて頭を下げたことに「元首相でありながら、歴史問題が決着していないなかで韓国の西大門刑務所歴史館で“土下座”した」として批判を浴びました。

同跡地は、日本の朝鮮半島統治時代に独立活動家らが収監されていた刑務所で、韓国では「抗日の象徴」とされる場所です。
ソウルの延世大の講演の中で鳩山は「日本は戦争で傷つけた人たちや植民地にしていた方々に対し、『もう、これ以上謝らなくてもいい』と言ってくれるまで、心の中で謝罪する気持ちを持ち続けなければならない」と持論を述べました。
しかし、韓国は「加害者と被害者という立場は千年の時が流れても変わらない」(朴槿恵・前大統領)、「加害者というのは、謝罪を百回しても当然ではないか。何回謝罪しようが関係ない」(韓国の外務省高官)という国柄です。
日本が韓国に何度謝罪しようと、賠償金をどれほど支払おうと、非を認めた相手には100回だって謝らせるし、1000年先も許すつもりはないのです。
鳩山が言うような「もう、これ以上謝らなくてもいい」などと韓国が言う日は、ありえません。
利敵行為の数々に「パスポートを没収しろ!」の声も引退後も問題発言や利敵行為を繰り返す鳩山由紀夫に対して、あきれ半分、あきらめ半分で「パスポートを没収しろ」「座敷牢に押し込めておけ」という声が上がったのも当然です。
旅券の没収や座敷牢なんて、できっこないことは承知の上での揶揄と批判ですよ。
最近の韓国がらみでは、「昭和天皇は戦犯の主犯」と韓国の国会議長が天皇陛下に謝罪要求した件で、こんなツイートがありました。鳩山と議長が昼食をともにした席での話です。
「議長はご自分から自身の天皇陛下の謝罪発言のことを話し始められ、誤解された面もあったが申し訳なかったと謝罪をされた。私個人にではあったが日本国民に謝られたのである」
鳩山由紀夫は自分が謝られれば、日本国民が謝られたことになるという思考回路を持っているようです。
そして、まさかとは思いますが―いまだに自分が日本国の代表だと勘違いなさっているんじゃないかと心配になります。
中国や韓国にとっては自国の利益を代弁してくれるのですから、こんな都合のいいルーピー元首相を利用しない手はありません。
利用できるうちは何度でも招いて、手厚い歓迎をしてくれることでしょう。
しかし、「ルーピー」などと揶揄しているだけではすまないのが、元首相という立場で、ことごとく日本の国益を害している言動にあります。
今回の準備会でも、徴用工問題について「(日本が)国際法を守っていないのが韓国だといわんばかりに主張しているのは必ずしも正しい見方ではない」と強調。中国をめぐっては「南西諸島、沖縄の与那国島などには自衛隊をどんどん増派して、また、ミサイル基地を作ろうという発想になってしまっている。一方で握手をして、他方では拳骨を握っているような状況で、果たして中国の多くの方々の共感を得られる日本になり得るのだろうか」などと述べ、「友愛外交」を強調しました。
また「友愛」ですよ―あなたのおっしゃる「友愛」にはもううんざりです。
引退しても害悪でしかなかったのに、「共和党」なる政治団体を結成して、また国政に口を出そうという鳩山由紀夫には、本当に引っ込んでいてもらいたいですね。
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